台地の縁を廻るように、ゆっくりと下る長い坂道がある。 道の向こう側に龍池弁天の大きな木が枝葉を茂らせている。 左手は台地の縁で、コンクリートで固めた崖の上に家がある。 コンクリートの壁と歩道の間に、毎年シランが線状に咲く。 シランは名前の通り鮮やかな紫色をしている。 途中で少しナガミヒナゲシに場所を譲っているが、ほぼ連続して咲いている。 坂を下り、下から見上げるようにして撮った。 家にもシランがあるが、場所が悪いのか最近は咲きが良くない。