川越雑記帳2(川越見て歩き)

火の見櫓30(河岸街道7)・今福原自警団


 記念碑と地蔵の四つ辻を過ぎ少し行くと、左手に畑が広がり、その奥に火の見櫓が見えた。


 200mほど先の右手に今福原自治会館があり、その向かい側に左へ入るY字路がある。


 左前方に火の見櫓を見ながら進むと、左側に小さな墓地があった。
そこを左折して細い道に入ると、右側の畑の中に火の見櫓が建っていた。


 三本脚の櫓で、物見台は六角形であった。
屋根も六角形で角にヒゲがあり、上には風見がちゃんと付いていた。
屋根から半鐘も吊り下げられていた。


 櫓は三角形のコンクリートの基礎の上に建っていた。
基礎は低く、畑の面より少し高いだけであった。


 櫓を過ぎ、家のある所に行くと、右手に消防倉庫があった。
民家の生垣に挟まれた建物の上部には「今福原自警団」の文字があった。

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