古墳の上に社殿があり、そこ登る階段下の両脇に狛犬がいる。
「狛犬探訪」で久保田和幸さんは、その狛犬を見たときの印象を次のように書いている。
「頭が丸い、目ん玉も丸、前足をのせている台石も丸い。神社の入口で見た時「何だこれは!」であった。」
「目ん玉犬」というのも、もちろん久保田さんの命名である。
左側は傷みがひどく分かりにくいが、右側は確かに頭も目も丸い。
目ん玉は今にも飛び出しそうなほどである。
なにより気になるのは、丸い石の上に置かれた前足で、両方とも切断され痛々しい。
前足の下には、最初は何があり、どんな理由で丸石になってしまったのだろうか。
久保田さんが二度めにここを訪れたときは、木々は切り倒されていたと書いているが、現在は写真のように、神社の雰囲気を取り戻している。
・「狛犬探訪」
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