ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

男性に、好評ですコーディネート

2010-06-17 21:30:49 | Weblog
引き続き、銀座6丁目 ギャラリー近江の臼木秀之展から~~~~

お仕立て上がり浴衣をにオリジナル半幅帯で、ディスプレイしています。

せっかく6月だし、梅雨の晴れ間の今日のような日は、浴衣の気分になる暑い日も。

浅草は、三社祭が終わったら夏なので、浴衣解禁なんですよ!
明日あたり、近江上布を着てみようかな~~~

と思いつつ。


今日いらしたお客様

ご年配の男性でした。
お得意様の女性の方が、三名のダンディーな紳士を従えてご来店。
その中のお一人が、ボディに着せた、ベージュの無地の綿麻着物+臼木氏絵付けオリジナル半幅帯の
コーディネートを何度も何度も、行ったり来たり。

私に色々聞いて下さる。
いいね~、こういう着物はいいよね~色合いもいいね~
ちなみにお値段はいくら?
やっぱりこの着物と帯の組み合わせが、一番いいね…

と、絶賛くださる。

そう、このディスプレイは、今朝がたいらしてくださった、
有楽町で催事中の「大西新之助氏」も
褒めてくださった。
なかなか、ええやんかな~。
…土曜日まで、有楽町電気ビル ふるさとプラザで「夏のよそほい 近江上布展」
を開催中なので、大西氏が在京されているのです。


帯の絵付けをしてくださった臼木氏も、すてきだよね~。と褒めてくださってる。


で、お客様の紳士は、何度も、何度も、このボディの前に来てしげしげと見てくださって
離れがたいご様子。そんなにお気に召してくださって、そんなに褒めていただけると、とても嬉しくなる。


で、お帰りになってから、ギャラリーでの内輪の会話。

K「あのお客様、とても褒めて下って、気に入ってくださったんですね~」
U「実はね、あの方昨年奥さまを亡くされたんだって…」
K「ああ…、そうなんですか…きっと奥さまに買ってあげたいと思われたんですね…」
U「着物が似合う奥様だったんだろうね」
K「お優しそうな方でしたよね~」

~~~少ししんみりしちゃいました。

でも、帰り際まで名残惜しそうにその着物と帯を気に入ってくださったご様子が
なおさら、奥さまのことを思っていらしたんだな。と言う感じがありありだったのです。
奥さまがお元気なら、プレゼントに買われて行ったんだろうな…

なんだか、温かい気持ちになりました。