ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

井戸端着物マーケット 夏着物の季節が幕開け

2011-04-06 21:29:44 | 日本文化
滋賀県彦根市、琵琶湖の湖畔で伝統的織物「近江上布」を織っている織元さん

「大西新之助商店」

上布は夏の麻織物、夏着物や浴衣として着る着物地です。

私自身は、上布を用いて着物に通じる日本らしい夏の洋服を、提案しています。

いよいよ夏に向けての、展示会シーズンが幕開けます。

4月15日~17日 
目白の古民家ギャラリーゆうど

にて開催されるインディーズ着物のブランドが
一緒に展示会を開きます。そこに「大西新之助商店」も参加出展します。

http://kimonoindies.blog.fc2.com/

―インディーズショップの井戸端着物マーケット―


私は、日本が、着物を着ることが特別ではない社会環境になればいいな
と本気で考えています。

着物を着ることが特別ではない環境

それは、さまざまな意味で、もっとゆっくりした社会。
スローというと、とても今っぽいのですが、あえてスローとは言いません。
日本語をもっと使いたい、というのも、着物にふさわしいと思うし
流れや、目新しさではなく、社会構造が変わればいいと思うからです。

日本の風土、国民性を改めて認識することができればいいと思います。
高度成長期から続いている経済成長神話から、一つ階段を上がればいいと思います。

着物を着て生活できる社会
生活で着ることのできる着心地のいい普段着のきもの。

そんなことを考えて、私もこの展示会を少しだけお手伝いします。

棉麻の着物を着て、
着物にかかわっている方たちと、いろいろなお話ができればいいな。