ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

夏に想いをはせて。

2011-04-01 21:48:31 | 独立起業
こんな状況下で、お花見もママならない様子ですが
季節は確実に移ろっていくし、時間は待ってくれません。

体調不良を言い訳に、ぼんやり過ごしていましたが、
大震災が、私を揺すり起こそうとしてくれたようです。
少しずつ、自分のことに手をつけることができるようになりました。

まずは、夏に向けての商品。
この大震災で、大きな打撃を受けている工芸品はたくさんあるでしょう。
私の身の周りでは、益子焼の産地の打撃が話題になっています。
直截的には被害のなかった工房の職人さんたちであっても、
消費の減衰やこれからの景気悪化で、さらに厳しくなるでしょう。
みなさんただならぬ危機感を持っている、そういうお話を聞きます。

こういう時に、工芸品ができることは?
自問する職人さんも。

私も、近江上布の夏服作りに追い込みをかけています。



私の生地の織元さん、新之助上布は
東京での展示会も
札幌での初の展示会も
お決めになったようです。


東京での展示会のうち一つは、私もお手伝いします。
洋服だけではなく、会場のギャラリーの古民家に似合うしつらえのものを何か作りたいと考えています。
素敵に観ていただき、手に取っていただけるよう、準備をしたいと思います。

桜は咲きだしました。
夏に向かって、時は進みます。
前を向いて、夏を思います。
今年の夏は暑いのでしょうか。
去年の過酷に暑かった夏。



今年は異常な冷夏、などにならないことを祈ります。
どの産業にとっても、厳しい気候になりませんように。

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