お付き合いをさせていいただいている
護国寺の裏手、昔から続く住宅地のなかに、古いまま残ったお宅をgalleryにされている
gallery園
薩摩琵琶の演奏会を聞きました。
薩摩琵琶の奏者は、榎本百香さん
お一人での独演会です。
とてもチャーミングな奏者さんですが、演奏を聴いてその技術の高さに、引き込まれました。
和楽器は、元来楽譜がない世界であったり、口伝だったり、(もちろん現代の教授法は違うはずですが)
奏者も聴衆もとても感性に頼る部分が大きくて、難しいと思います。
ややもすれば、感性に流されてしまいがちな、難しい演奏を、
とても理知的にされている、という印象を受けました。
演奏は、
祇園精舎
敦盛
の2曲に
サービスで、ご自身の作曲の1曲
平曲の2曲のプログラム
祇園精舎も敦盛も、大学時代に平家物語を学んだ身としては、有名な一説として筋は知っていますが
琵琶の曲としてはどのように語られるのか、なかなか琵琶の演奏に接する機会がないので、とても興味津々でした。
特に敦盛は、出だしが祇園精舎で始まる長い曲でしたが
謡曲で知っている敦盛と似た節回しを発見して、とても納得したり、
琵琶特有の、バチで楽器をたたく表現手法をなるほどと感心したり、
20分があっという間に過ぎました。
和室の一間に、奏者とすぐ近くにお座布団を並べて聞くスタイルなので
榎本さんが、琵琶について色々な解説をしてくださったり、質問を受けてくださったり
和やかに充実した時間が流れました。
次回は、演目 太田道灌 とのことですし、
舞台美術を設営するとのことでしたので
縁側を背にした和室の中でそういうセットをされるのか、それも楽しみに是非伺いたいと思っています。
次回は
5月15日(日)
gallery園 での演奏です。
護国寺の裏手、昔から続く住宅地のなかに、古いまま残ったお宅をgalleryにされている
gallery園
薩摩琵琶の演奏会を聞きました。
薩摩琵琶の奏者は、榎本百香さん
お一人での独演会です。
とてもチャーミングな奏者さんですが、演奏を聴いてその技術の高さに、引き込まれました。
和楽器は、元来楽譜がない世界であったり、口伝だったり、(もちろん現代の教授法は違うはずですが)
奏者も聴衆もとても感性に頼る部分が大きくて、難しいと思います。
ややもすれば、感性に流されてしまいがちな、難しい演奏を、
とても理知的にされている、という印象を受けました。
演奏は、
祇園精舎
敦盛
の2曲に
サービスで、ご自身の作曲の1曲
平曲の2曲のプログラム
祇園精舎も敦盛も、大学時代に平家物語を学んだ身としては、有名な一説として筋は知っていますが
琵琶の曲としてはどのように語られるのか、なかなか琵琶の演奏に接する機会がないので、とても興味津々でした。
特に敦盛は、出だしが祇園精舎で始まる長い曲でしたが
謡曲で知っている敦盛と似た節回しを発見して、とても納得したり、
琵琶特有の、バチで楽器をたたく表現手法をなるほどと感心したり、
20分があっという間に過ぎました。
和室の一間に、奏者とすぐ近くにお座布団を並べて聞くスタイルなので
榎本さんが、琵琶について色々な解説をしてくださったり、質問を受けてくださったり
和やかに充実した時間が流れました。
次回は、演目 太田道灌 とのことですし、
舞台美術を設営するとのことでしたので
縁側を背にした和室の中でそういうセットをされるのか、それも楽しみに是非伺いたいと思っています。
次回は
5月15日(日)
gallery園 での演奏です。