ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

白いもの、容器編

2009-10-21 20:39:57 | Weblog
昔は大型家電品を「白物家電」とか言いましたけど。

お台所のものは、うつわを含めて、最近は圧倒的に白ですね。
結局、白は清潔感があるし、料理を引き立てることに徹してくれる。

あとは時代が日用品への余計な装飾を嫌うようになっている、と感じます。

装飾するものと、シンプルにするもの、の二分化へ。


それと、素材の回帰。

プラスチックや新素材の質感より、昔ながらの質感へ。

木や漆、鉄、錫、ガラス。

漆なんか、ほっとしますよね。
ガラスも白い透明感を生かしたもの、手整形のもの。
ウスハリガラス。


そういうお台所のものって、手作りのお料理に似合うと思います。
手作りの、素朴さが引き立つ、素朴で温かいお料理が、器や容器を引き立てる。

相性がいいのです。

お料理をしていると、器も、道具も、本物が欲しくなる。
そういう本物の感じが、昔から続く素材にはありますね。


さて写真は、安くなってきたリンゴをレモンと赤ワインで似ました。
干しブドウも入れるとさらに美味しいんだけど。

琺瑯の保存容器、野田琺瑯の容器が人気の様子。
シンプルな四角と丸のかたち。
白い琺瑯のひんやりと清潔な感じ。

秋の保存おやつに、そのまま食卓に出せるし、火にもかけられる、昔懐かしい琺瑯いいですね。


最新の画像もっと見る