今の世の中は、情報があっという間に伝わる超スピード社会なので、
ひとつの事件や出来事が拡散するのも早いけれど、忘れられるのもとても早い。
私個人でも、毎日毎日いろいろなことが起きて、いろいろな情報を見聞きして、処理しきれないうちにどんどん忘れて行ってしまう。
忘れてしまうことは、それだけの意味しかなかったんだ。と昔は思っていましたが
最近のスピードを考えると、忘れてはいけないことも、どんどん忘れて行くのです。
そんな自分自身と世の中に危惧を抱いたので
気になったことは、こまめに記録しておこうと思いました。
そして、気になった私にとって大事なことは、ずっと追いかけてみようと思いました。
現代は情報を自分の意思を持って自分で取りにに行かないとダメです。
意識して取りに行かないと、ただ怒涛のような潮流に流されてしまうことに気づいて戦慄したのです。
少し前からの報道で気になっていること
☆武雄市が、市立図書館の運営をTUTAYAを経営する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」に経営を委託する条例案が武雄市議会で可決
佐賀県武雄市図書館に指定管理者制度を導入する条例改正案が可決
Posted 2012年6月22日
2012年6月21日の佐賀県武雄市議会で、武雄市図書館に指定管理者制度を導入する条例改正案が可決しました。7月の臨時議会でカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)株式会社を指定管理者に選定する議案が提出される予定と報じられています。同館の構想については、樋渡啓祐市長から、利用者は従来の図書館カードと「Tカード」を選択できること、Tカードを選択した場合でも利用者が借りた本のタイトル等の貸出履歴はCCC側に提供されないことが示されています。
条例改正案を可決 武雄市図書館ツタヤ委託計画(佐賀新聞 2012/6/21付け記事)
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2231397.article.html
貸し出し履歴提供せず 武雄市図書館、ツタヤ委託(佐賀新聞 2012/6/12付け記事)
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2222748.article.html
図書館論争終わった感じ(武雄市長物語 2012/6/12付け記事)
http://hiwa1118.exblog.jp/16040067/
参考:
日本図書館協会(JLA)が「武雄市の新・図書館構想について」を公表
http://current.ndl.go.jp/node/20984
図書館問題研究会、佐賀県武雄市に対する要請「新・図書館構想における個人情報の扱いについて」を公表
http://current.ndl.go.jp/node/20969
佐賀県武雄市とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が同市図書館・歴史資料館の企画・運営に関して基本合意を締結
http://current.ndl.go.jp/node/20784
武雄市は私個人的にも思い入れのある土地なので、余計に気になりました。
家族の実家の隣の市です。有名な温泉地ですがのどかな農村、いわゆる田舎の町です。私は何度も訪れています。
そして、CCCはTUTAYAを経営していますが、最近「代官山蔦屋」が大変話題になっていて、多くのマスコミやWEB上で文化の薫り高い取り上げられ方です。単なる書店の一業態がっちょっと目新しいだけなのになんなの?という気持ち悪さを感じていたのです。
何より、図書館の貸し出し履歴が、商用利用される可能性があることに不気味さを感じます。
最近WEB上の「読書メーター」を使いだしました。読みたい本を探したり、興味があると思った本の備忘録にいいかな?
と軽い気持ちで使い始めましたが、多くの人が自分の読書履歴を公開している様を見て、空恐ろしくもなりました。
どんな本を読んで、どんな本が好きか、というのは、とてもプライベートで知的水準や思想傾向、考え方、価値観などがすぐにわかってしまう、恐ろしい情報で、それを集積して大きなデータにすると…
そこで、現在超速スピードで社会が向かっているビックデータ社会についても、恐ろしくなったのです。
ひとつの事件や出来事が拡散するのも早いけれど、忘れられるのもとても早い。
私個人でも、毎日毎日いろいろなことが起きて、いろいろな情報を見聞きして、処理しきれないうちにどんどん忘れて行ってしまう。
忘れてしまうことは、それだけの意味しかなかったんだ。と昔は思っていましたが
最近のスピードを考えると、忘れてはいけないことも、どんどん忘れて行くのです。
そんな自分自身と世の中に危惧を抱いたので
気になったことは、こまめに記録しておこうと思いました。
そして、気になった私にとって大事なことは、ずっと追いかけてみようと思いました。
現代は情報を自分の意思を持って自分で取りにに行かないとダメです。
意識して取りに行かないと、ただ怒涛のような潮流に流されてしまうことに気づいて戦慄したのです。
少し前からの報道で気になっていること
☆武雄市が、市立図書館の運営をTUTAYAを経営する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」に経営を委託する条例案が武雄市議会で可決
佐賀県武雄市図書館に指定管理者制度を導入する条例改正案が可決
Posted 2012年6月22日
2012年6月21日の佐賀県武雄市議会で、武雄市図書館に指定管理者制度を導入する条例改正案が可決しました。7月の臨時議会でカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)株式会社を指定管理者に選定する議案が提出される予定と報じられています。同館の構想については、樋渡啓祐市長から、利用者は従来の図書館カードと「Tカード」を選択できること、Tカードを選択した場合でも利用者が借りた本のタイトル等の貸出履歴はCCC側に提供されないことが示されています。
条例改正案を可決 武雄市図書館ツタヤ委託計画(佐賀新聞 2012/6/21付け記事)
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2231397.article.html
貸し出し履歴提供せず 武雄市図書館、ツタヤ委託(佐賀新聞 2012/6/12付け記事)
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2222748.article.html
図書館論争終わった感じ(武雄市長物語 2012/6/12付け記事)
http://hiwa1118.exblog.jp/16040067/
参考:
日本図書館協会(JLA)が「武雄市の新・図書館構想について」を公表
http://current.ndl.go.jp/node/20984
図書館問題研究会、佐賀県武雄市に対する要請「新・図書館構想における個人情報の扱いについて」を公表
http://current.ndl.go.jp/node/20969
佐賀県武雄市とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が同市図書館・歴史資料館の企画・運営に関して基本合意を締結
http://current.ndl.go.jp/node/20784
武雄市は私個人的にも思い入れのある土地なので、余計に気になりました。
家族の実家の隣の市です。有名な温泉地ですがのどかな農村、いわゆる田舎の町です。私は何度も訪れています。
そして、CCCはTUTAYAを経営していますが、最近「代官山蔦屋」が大変話題になっていて、多くのマスコミやWEB上で文化の薫り高い取り上げられ方です。単なる書店の一業態がっちょっと目新しいだけなのになんなの?という気持ち悪さを感じていたのです。
何より、図書館の貸し出し履歴が、商用利用される可能性があることに不気味さを感じます。
最近WEB上の「読書メーター」を使いだしました。読みたい本を探したり、興味があると思った本の備忘録にいいかな?
と軽い気持ちで使い始めましたが、多くの人が自分の読書履歴を公開している様を見て、空恐ろしくもなりました。
どんな本を読んで、どんな本が好きか、というのは、とてもプライベートで知的水準や思想傾向、考え方、価値観などがすぐにわかってしまう、恐ろしい情報で、それを集積して大きなデータにすると…
そこで、現在超速スピードで社会が向かっているビックデータ社会についても、恐ろしくなったのです。