3日間にわたって開かれた「パン・パシフィック・フラ・エキシビジョン」、昨日の公演を見て参りました
毎年フラ雑誌に大きな広告が出ているので気になっていた折、主催のコハラカンパニーのヒデさんに色々とお世話になった縁で、ようやく今年観にいくことになったのでした。
会場は三軒茶屋の「昭和女子大学人見記念講堂」です。
しかしどうせ大学の講堂を使うならウチの大学を使って下さいよお、とつねづね思っていたのですが、ありゃりゃ。この講堂ときたら今市文化会館なみの大きさじゃありませんか。
驚きつつ中に入り、何軒かのフラショップが出店しているのを覗いてパウンドケーキを買って(だからなんでこの期に及んでまず飯なんだ)から客席へ。
我々の席は5列目でしたので、遥か前方まで広大な客席を歩いてゆく過程で、かなり大多数の方に我々の存在に気付かれてしまいました(笑)。
その中でも特に驚愕したのは、シルバー大ハワイアンクラブ北校の方にお会いしたことです

さらに仰け反ることに、その方はあの!!ロバート・カジメロ氏率いる名門ハラウ・ナー・カマレイのトップダンサーのお友達だというのです!!!!!し、ししし、知らなかった。
驚きも醒めやらぬままにショーがスタート。
公演はハワイからのゲストによるカヒコ、日本の教室によるアウアナ、そして再びハワイのダンサーによるアウアナの三部構成でした。
あ、画像が当日のパンフレットの表紙です。
中身はですね、私の黒いコメントがドロドロと渦巻いてる...もとい、書き込みでいっぱいです(笑)。
何しろ日本でこういうショーを見たのは初めてなので、何かと珍しかったのですよ。
ハワイからはいくつかのグループ(アメリカ本土含む)が出てらっしゃいましたが、やはり前述のカジメロ氏のナー・カマレイのレベルは群を抜いていましたね。
一糸乱れぬ踊り、息をもつかせぬ鮮やかなフォーメーション、エレガントで軽いのにパワーも感じる踊り方etc...。
特にこの「踊り方」というのは重要です。
今回改めて感じましたが、ハワイの人の踊り方には独特なフィーリングがあります。それは小技でどうにかなるものじゃありません。大人になってからいくら外国語に秀でても、発音を身に付けるのは至難の業であるのとまったく同じですね。
私もこのフィーリングに1ミリでも近付きたいですなあ。
しかしですね、一番痛切に感じたのはやっぱり衣装は大切だということでした。
この公演は、ダンサーがほぼ一曲ごとに入れ替わってテンポ良く構成されていました。つまり一種類の衣装で踊られるのはたいてい一曲で、それだけに衣装の印象がとりわけ強いのです。
踊りの上手さ云々よりも、まず衣装で判断することになってくるわけですね。
だから衣装によってこれから始まる踊りに期待したりその逆だったりするのですが、一番まずいのは既存のデザインの粗悪なパクリをしてしまうことです。
いや、パクリじゃなくってあたしが考えたのよとおっしゃる方もあるかもしれませんが、メジャーどころすなわちメリモのカムエラとかと被ってたらパクリとおもわれるのが普通です。
パクってもいいんですよ。でも、パクるときは前作を凌いだものにしなくちゃ絶対ダメです。
たとえば私の本能がどうしようもなく愛しているカリフォルニアの「リリノエ」の女性ダンサーが今年のメリーモナークのアウアナで着たドレスです。
彼女たちはウェストで切り替えた赤一色のドレスで登場しました。ウェストで切り替えた赤一色のドレスといえば、誰もが思い出すのが生前のパレカさんがデザインした2001年カムエラのスタンドカラーのドレスでしょう。レイもおなじくイエローでした。
もちろんリリノエのドレスのデザイナーがカムエラを全く意識しないでこのドレスを選んだ可能性だって、ないわけではありません(踊りを見ると随所にカムエラの影響とおぼしきものを感じるので、それはない気がしますが)。赤に黄色を合わせるのも定番といえばそうですし。
そのへんの真相はともかく、確かなのは、リリノエのドレスはこれ以上ないほど素敵だった筈のカムエラのドレスにもまったく劣っていなかったということです。
例えば襟の形などリリノエ版のほうが素敵でしたし、スカートのシルエットもゴージャスで、髪型もより動きのあるスタイルにアレンジ。
同系統でいく場合は、このようにより素敵によりゴージャスにいかなくっちゃいけません。
というわけで、今回の公演の来場者アンケートで「観たいハラウは?」と訊かれたとき、力強い筆跡で「リリノエ」と即答したのでした。
ちなみに「呼んでほしいミュージシャンは?」という質問にもズラズラと名前を羅列しましたが....まずダメでしょうな、趣味がマニアックすぎて(笑)。

毎年フラ雑誌に大きな広告が出ているので気になっていた折、主催のコハラカンパニーのヒデさんに色々とお世話になった縁で、ようやく今年観にいくことになったのでした。
会場は三軒茶屋の「昭和女子大学人見記念講堂」です。
しかしどうせ大学の講堂を使うならウチの大学を使って下さいよお、とつねづね思っていたのですが、ありゃりゃ。この講堂ときたら今市文化会館なみの大きさじゃありませんか。
驚きつつ中に入り、何軒かのフラショップが出店しているのを覗いてパウンドケーキを買って(だからなんでこの期に及んでまず飯なんだ)から客席へ。
我々の席は5列目でしたので、遥か前方まで広大な客席を歩いてゆく過程で、かなり大多数の方に我々の存在に気付かれてしまいました(笑)。
その中でも特に驚愕したのは、シルバー大ハワイアンクラブ北校の方にお会いしたことです


さらに仰け反ることに、その方はあの!!ロバート・カジメロ氏率いる名門ハラウ・ナー・カマレイのトップダンサーのお友達だというのです!!!!!し、ししし、知らなかった。
驚きも醒めやらぬままにショーがスタート。
公演はハワイからのゲストによるカヒコ、日本の教室によるアウアナ、そして再びハワイのダンサーによるアウアナの三部構成でした。
あ、画像が当日のパンフレットの表紙です。
中身はですね、私の黒いコメントがドロドロと渦巻いてる...もとい、書き込みでいっぱいです(笑)。
何しろ日本でこういうショーを見たのは初めてなので、何かと珍しかったのですよ。
ハワイからはいくつかのグループ(アメリカ本土含む)が出てらっしゃいましたが、やはり前述のカジメロ氏のナー・カマレイのレベルは群を抜いていましたね。
一糸乱れぬ踊り、息をもつかせぬ鮮やかなフォーメーション、エレガントで軽いのにパワーも感じる踊り方etc...。
特にこの「踊り方」というのは重要です。
今回改めて感じましたが、ハワイの人の踊り方には独特なフィーリングがあります。それは小技でどうにかなるものじゃありません。大人になってからいくら外国語に秀でても、発音を身に付けるのは至難の業であるのとまったく同じですね。
私もこのフィーリングに1ミリでも近付きたいですなあ。
しかしですね、一番痛切に感じたのはやっぱり衣装は大切だということでした。
この公演は、ダンサーがほぼ一曲ごとに入れ替わってテンポ良く構成されていました。つまり一種類の衣装で踊られるのはたいてい一曲で、それだけに衣装の印象がとりわけ強いのです。
踊りの上手さ云々よりも、まず衣装で判断することになってくるわけですね。
だから衣装によってこれから始まる踊りに期待したりその逆だったりするのですが、一番まずいのは既存のデザインの粗悪なパクリをしてしまうことです。
いや、パクリじゃなくってあたしが考えたのよとおっしゃる方もあるかもしれませんが、メジャーどころすなわちメリモのカムエラとかと被ってたらパクリとおもわれるのが普通です。
パクってもいいんですよ。でも、パクるときは前作を凌いだものにしなくちゃ絶対ダメです。
たとえば私の本能がどうしようもなく愛しているカリフォルニアの「リリノエ」の女性ダンサーが今年のメリーモナークのアウアナで着たドレスです。
彼女たちはウェストで切り替えた赤一色のドレスで登場しました。ウェストで切り替えた赤一色のドレスといえば、誰もが思い出すのが生前のパレカさんがデザインした2001年カムエラのスタンドカラーのドレスでしょう。レイもおなじくイエローでした。
もちろんリリノエのドレスのデザイナーがカムエラを全く意識しないでこのドレスを選んだ可能性だって、ないわけではありません(踊りを見ると随所にカムエラの影響とおぼしきものを感じるので、それはない気がしますが)。赤に黄色を合わせるのも定番といえばそうですし。
そのへんの真相はともかく、確かなのは、リリノエのドレスはこれ以上ないほど素敵だった筈のカムエラのドレスにもまったく劣っていなかったということです。
例えば襟の形などリリノエ版のほうが素敵でしたし、スカートのシルエットもゴージャスで、髪型もより動きのあるスタイルにアレンジ。
同系統でいく場合は、このようにより素敵によりゴージャスにいかなくっちゃいけません。
というわけで、今回の公演の来場者アンケートで「観たいハラウは?」と訊かれたとき、力強い筆跡で「リリノエ」と即答したのでした。
ちなみに「呼んでほしいミュージシャンは?」という質問にもズラズラと名前を羅列しましたが....まずダメでしょうな、趣味がマニアックすぎて(笑)。