舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

冬眠前のかえるたち

2006-10-20 23:58:00 | カエル偏愛
日に日に寒くなってきた今日この頃、外のかえるたちの数もぐっと減ってまいりました
今日の裏かえるはたったの二人。ただ、みんな冬眠にいってしまったわけではなく、寒いときはどこかでじっとやり過ごし、暖かい日に出てきて冬眠に向けて捕り物をしているもようです。
かえるたちが見えなくなると切なくなる反面、あまり寒い時期にまだ捕り物している姿を見るのも心配です。
部屋の中に招き入れてあげられれば、ほんとにいいんですが。食べ物が合わなくてねえ。しかも活き造り専門じゃあねえ。
というわけで、少なくなってゆくかえるたちの後ろ姿を見送りつつ、来年また元気に戻ってきてくれることを祈る季節です。

画像は表かえるのシロちゃんです。
こないだご紹介した写真では若干パステルグリーンに見えましたが、ほんとはこのくらい白いのです。
シロちゃんは現在、表玄関で一人で暮らし、数日いなくなってはふらっと戻ってきてだいたい同じエリアにたたずんでます。
数日ぶりに姿を見かけると、心がほんわりと暖まります。
あいにく今はお留守。しかし、この写真を撮ったときのシロちゃんはやたらサービス精神旺盛で、シャッターを切るたびにからだの向きを変え、私が変態的なほど迫って接写しても嫌な顔ひとつしないでつき合ってくれました。

でも、経験上私は知っているのです。
かえるたちはサービス精神を発揮した後、きまってさよならしてしまうことを。
冗談のように思われるかもしれませんが、これは本当の話です。
前々から、ずっと高い位置に住んでいたかえるが目の高さまでおりてきたり、窓にいて白いおなかしか見せてくれなかった子が突然顔やからだの色が見えるような角度に座ってみせたり、あまりなつかなかった子がある日カメラをそばに近付けてもじっとしててくれたりすると、その日以降、そのかえるは姿を消してしまうのです。

だから、あの日手を触れられそうな位置まで近付いてきたシロちゃんがふたたび戻ってきてくれる可能性は、私が期待しているほど高くないかもしれません。
寂しいですが、無事でさえいてくれるなら、もう冬眠に入ってしまってても平気です。願わくば、明日でも来春でもいいからまた表玄関に戻ってきてくれることを

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