舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

こんな母娘でごめんなさい

2007-02-16 23:56:46 | 徒然話
昨日、お隣の家でご不幸がありまして、我々も明日のお葬式のお手伝いに伺うことになりました。
20年来お世話になってきた方ですから、「私達にできることなら何でもお手伝いいたします」と隣組の方にお話ししたわけですが、そしたらなんと!!「では黒いエプロン持ってきて下さい」とおっしゃるのです。

え、えええ、エプロン!?

私たちは激しくうろたえました。何たって私もマミちゃんも、こんな話題の最中に不謹慎を承知で申し上げればふりふりエプロンドレスなら持ってるけど実用エプロンとは無縁な人生を送ってきてしまったのです。
探せばどこかには秘蔵されてるかもしれませんが、どこにしまいこんであるやら皆目見当がつきません。ましてそのご連絡を頂いたのは今夜の10時過ぎ、今さら買いに走る店も開いてません。

たった一つ見つかったのは、裾のふりふりがはなはだ心許ないながらどうにかシンプルな部類に入る無地のエプロンが一枚きり。これでなんとか勘弁していただくしかないのか...。

この件で改めてわかったのですが、我々二人は社会的な意味での女性の役割を果たしたことがまったく無いんですね。
私は背筋力が100kg以上ありますので、力仕事は得意ですし、事務的な作業もなんでもござれです。
でも、こういう場で私に求められるのはもっとも不得手なお茶汲みとか料理とかそういう部類のことなんですね。何が男の仕事で、何が女の仕事かということがハッキリ分かれているようです。

これ、私にとってえらく不思議です。「男女差別だ!」とか怒る以前に、ただ不思議。
もちろん今回のような急な場では、個人の能力によって役割を振り分けるのは不可能ですが、性別よりは年齢で分けた方がまだしも理にかなっている気がします。「若者は力仕事」みたいにね。
そういえばマミちゃんが社交ダンス協会に入っていたときも、よく大会のお手伝いを頼まれたものですが、きまって「接待係」が割り振られていましたっけ。あの人には向かないと思うんだけどなあ。

マミちゃんは基本的に男ですから、ただでさえひどい私よりさらにダメダメです。
何しろ昔、「米の炊き方教えるよ」と申し出られた時に「どうせ炊かないからいい」と断った人間です。むろん未だに炊けません。
この点で、大学時代のごくわずかな期間だけでもご飯(って無洗米やん)炊いたり炒め物(ってレトルトだろ)作ったりしてた私の方がまだマシといえなくもありません。
ううう、我ながらレベルの低い張り合いにウンザリする...。

そんなわけで、明日の我々はどうしようもない役立たずと化すおそれが大ですが、微力ながら誠心誠意お手伝いさせていただく所存でありんす。

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