舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

初教習!!

2007-02-25 22:14:34 | 徒然話
行ってきました初教習。

ちなみに、前回「教習所に行くことになってしまった」とお伝えしてからだいぶ日が経ったように思われるかもしれませんが、それは気のせいではありません
踏ん切りがつくのに時間がかかり、やっと電話したらもう年度末ゆえ予約がいっぱいで、気付けばこんなに遅くなってしまったのですね。
こんなんでほんとに9か月で取れるのか.......。

暮れゆく空を仰いで不安な気持ちをかきたてられながら、中部自動車教習所に参りました。
ほんとはしょっぱなからこんな時刻に乗りたかなかったのですが、やっとこさ予約が取れたのがこの時間だったので選択の余地がなかったのです。
「最初っからそんなに運転させたりしないわよォ」と例によって例の如く憎たらしいほど他人事なマミちゃんに見送られ、気の毒にも私に割り当てられてしまったマツダ車(車種不明、もちろんAT)のもとに向かいました。
ごめんね、なるべく傷つけないようにするからね、と車に話しかけつつ、その隣で先生の到着を待ちます。

しかし、他人事なマミちゃんなどよりよほど私を慰めてくれるのがにゃんこです。
こないだお話ししたとおり、この教習所にはなぜか異様に人懐っこいにゃんこが大勢住んでいるのです。
「よぅ」などと手を振ると、まどろみ中でも律儀に顔を上げて挨拶を返してくれる彼らを見ていると何より癒しになりますが、こんな可愛い彼らの多くは何者かによってここに捨てられた子たちなのだとか。
でも校長先生は保健所に引き渡すのも可哀想だからと、好きにさせてくれているのですって。

今日はにゃんこを脅かしている教習生を目撃し、おまえの後ろにぶつけるぞ黒ラナちゃんが背後で囁くのが聞こえましたが、そうしたいのは山々でもそうする技術すら持ち合わせておりません。
なにしろ「ドアの開閉の仕方」なんてのから習うんですから(笑)。

というわけで、脅かされてもめげずに人間にすり寄るにゃんこにエールを送りつつ、初教習のスタートです。
先生の運転で車を広いところに出す道すがら、道ばたで呑気にこっちを見ているマミちゃんに気付いた先生が「心配そうに見守ってるよ」とおっしゃってましたがアレは違います先生。絶対たんなる野次馬根性ですよ先生。

最初は予想どおり「乗り降りの仕方」「正しい運転姿勢」といった平和きわまりない内容だったのですが、次第に雲行きが怪しくなってまいりました。
そう、先生が「では実際に少し動かしてみましょう」とおっしゃったのです.....!!!

私の身体は途端に硬直し、声も普段以上に上ずりまくりです。ううう、動かすんですか。今日いきなりですか。どうちまちょう。あ、生まれてこのかた一度も使ったことのない幼児語になってしまった。こりゃそうとう動揺しとるな。

カチコチしながら教わった通りの順序で運転席に座り、しょっちゅうブレーキ踏んでおくのを忘れながらエンジンをかけてウィンカー出してドライブモードにして発進、という練習をしました。

しかし私、クリープ現象(ブレーキを緩めただけで走り出すAT車独特の現象)で走るのがやっとです。
あ、アクセルなんぞ踏んですすすスピード上げようものなら、おっおっ、オラおっかねえだよ。
むう、また生来使ったことのない方言使ってる。もう重症だな。

何より重症なのはカーブ時です。
ただでさえフト気付いたら20km/h以下という仰天速度で走ってるのに、「はい、ブレーキかけて下さい」と言われれば必死で踏んでしまうものだからカーブ手前で急停止
しまいにゃこれからカーブって時に「アクセル踏んで」と言われるという、矛盾きわまりない現象が起きまくりました。
さすがの先生もカーブ時にアクセル踏めと言わなくちゃならない生徒が出現するとは思ってなかったんじゃないでしょうか。

また、先生にも指摘されましたが全身がガチガチになっており、よけいブレーキをそっとかけるという芸当ができません。
うぬう、ダンスで力抜くのは20年以上やってますが、運転で力を抜くのは難しいもんだよなあ。
最後に先生から「ダンスを教えてるんですって?」とか言われましたが(しかしなぜご存じなんだ先生)、「「え、マジでダンスやってんの!?コレで!?!?」とか思われてそうで辛いです。

そんな話を暖かい待合室で呑気に待っていたマミちゃんに聞かせたら、案の定大笑いされました。気楽でいいよなあ。

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