93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

明治の「殿さま」

2021-11-04 15:52:20 | 読書

最近映画「燃ゆる剣」や幕末維新物を数冊読んだ。

読み終えてみてふと思った。 明治の時代殿様はどうされた?

幕府も、第16代将軍(家達)で終りを告げた。

そんな時見つけた本です

廃藩置県で274名の殿様は知藩事となった(のちの県令、今で言う県知事)

中には昭和の時代まで生存の「殿様」もいた。

貧窮の中に世を去った不遇の「殿様」もいたが、

欧州へ留学したり、見聞を深める目的の「殿様」もいた。

最期の将軍家達も5年間留学した。イートン校(英国)

英語もフランス語も堪能になり帰国後も英明さを発揮し

活躍しました。激動の幕末明治を生きた「殿様」の明暗を

分けたものは何でしょう?とても面白くよみました。

折しも徳川美術館が経営難をのりきるため、

クラウドファンディングを始めました。

美術館には尾張徳川家に伝わる貴重な国宝や重要文化財が

たくさん所蔵されている。何回も訪れましたが庭園も素晴らしい。

「尾張の住人」としてささやかですが一灯を献じたいと思います。

「長者の万灯より貧者の一灯」

コメント (10)
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