93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

AIも俳句

2023-09-10 14:19:20 | 日々の暮らしから

二十何年か前、角川俳句通信講座何数年か受講しましたが挫折しました。

毎月3句郵送すると、先生の批評と添削された句が返送されてきます。

評価はS~Dの5段階。一度だけ最高ランクSをもらった。

 モズ一羽着信音に和して啼く

 先生の評価、目の付け所は良いが、やや説明的になってしまった。

 啼くと言う動詞は要らない 等々

 先生の添削句 着信の音と和したる鵙の聲  (さすが!)

最初のころはAが多かった。その後は次第にBが多くなった。

続くようにと最初は「お祝儀相場」だったのかもしれない

概して私の句は説明的に過ぎるようだ。先生は毎回変わります。

その後「説明的」の言葉が頭から離れず嫌になりました

かくして挫折となった次第です。

正岡子規の手法は「写生」、ものをよく見て詠む、なら凡人の私には

説明的になり易いようです。

AI研究の先生が前半は自分が詠み、最後をAI一茶君(そんな名前だった)

に任せたところ先生には思いも及ばない言葉だったとか。

亡夫も大学ノート何冊かに俳句を遺しています。

お陰で歳時記初め何冊かの関連誌を買わないで済みましたが

最近は新しく歳時記に組み込まれた言葉も多いようですが

消えていくのもあるのでしょうか?

コメント (10)
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