二十何年か前、角川俳句通信講座何数年か受講しましたが挫折しました。
毎月3句郵送すると、先生の批評と添削された句が返送されてきます。
評価はS~Dの5段階。一度だけ最高ランクSをもらった。
モズ一羽着信音に和して啼く
先生の評価、目の付け所は良いが、やや説明的になってしまった。
啼くと言う動詞は要らない 等々
先生の添削句 着信の音と和したる鵙の聲 (さすが!)
最初のころはAが多かった。その後は次第にBが多くなった。
続くようにと最初は「お祝儀相場」だったのかもしれない
概して私の句は説明的に過ぎるようだ。先生は毎回変わります。
その後「説明的」の言葉が頭から離れず嫌になりました
かくして挫折となった次第です。
正岡子規の手法は「写生」、ものをよく見て詠む、なら凡人の私には
説明的になり易いようです。
AI研究の先生が前半は自分が詠み、最後をAI一茶君(そんな名前だった)
に任せたところ先生には思いも及ばない言葉だったとか。
亡夫も大学ノート何冊かに俳句を遺しています。
お陰で歳時記初め何冊かの関連誌を買わないで済みましたが
最近は新しく歳時記に組み込まれた言葉も多いようですが
消えていくのもあるのでしょうか?