93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

「併読」 2

2023-10-03 16:45:28 | 読書

桜の老木、すっかり葉を落しました

対照的な二冊を同時進行で読みました

「追われゆく坑夫たち」著者上野英信氏が自ら炭坑に入り

体験した凄まじい記録です。また女坑夫たちの悲惨なまでの日常も。

私の文章力では現し得ません。それが遠い昔のことではなく

昭和30年代と知り信じられないことでした。

片や井口先生「老いを見るまなざし」は対照的にユーモアたっぷりに

老年科医らしく老いを描き、明るく綴っておられます。

「年とってみればわかる」高齢の私は蓋し名言と痛感。

即ち、年とってみなければわからない、ということです。

「未知の世界」と言っても月の世界のことではありません。

私にとっては1日1日が未知の世界を歩んでいるようです。

コメント (12)
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