いつのころからか、初読、再読問わず読了後に年月日をその本にメモするようになった。
この「生きる」は
2013年10月29日読了とある。10年を経て再読してみるとつけた4か所の
付箋の意味が全く分からない。辛うじて1か所は初読で感動したことが
わかるだけ。他の付箋の意味は全然分からない。
10年前感動したことも、共感したことも今は変わってしまったと言うことか。
僅か10年ばかりで人はこんなに変わるのかと思うと不思議且つ情けない。
この本は優しさに溢れていて、感動し後味もよいことは今回も変わらないが
つける付箋の位置は10年前と今回の再読では違うことは間違いない。
10年後の付箋に興味は深いが、残念ながらこの世にいるかどうか?