「ブクログ」が読書目標をたてることを勧めていました。
今の私には読書に限らず格別の目標と言うものはありません。
強いて言えば1日でも長く自立(今は半自立?)していたいこと。
僅かでもヘルパーさんに頼っていては半自立と言わざるをえません。
********************************************
↓「初売り」ならぬ「初買い」は台湾生まれで3歳から日本で育つた
あるエッセーストの作品です
随所に簡単な中国語が出てきますが、中国語に関心なく、
また中国語を知らない人には
最期まで読み終えるのは苦痛?ではないかと思いました。
私は少しばかり中国語を齧っていましたので面白く読みました。
母国語でない人の日本語への見方など興味深いものがありました。
「日本人としては中国語が上手だが、台湾人にしては中国語が下手だ」
など周りから揶揄されながら、
日本語で小説を書くという念願も果たした彼女です。
日本語だけの中で過ごしている私には、複数言語の中でそれを習得し
暮らす人々に敬意すら覚えました。
世界の中で単一言語で暮らせる日本は稀有のことのようです。
中国と言っても大多数は漢族ですが、少数民族も多く、文字もまた
おおきく分けて繁体字、簡体字があり国交回復後初めて中国へ行ったとき
蘇州駅で表示がとなっていて??とても蘇州とは読めなかった。
後に中国語を習う中で蘇州(これは繁体字)のことで簡体字と知りました。
因みにこれは漢字のことです(簡体字)
斎藤孝先生ではありませんが、「これ読めますか?」
中国本土では簡体字、台湾では旧来から私たちにもわかる
繁体字が用いられています。
漢字文化の恩恵を蒙ってきた日本ですが、今では日本発祥の
単語も多く使われています。
上記の日本で造られた単語は中国でも同じ意味で使われています。
その昔夫が外国語を一つ覚えるといいと、
ドイツ語の初歩を教えてもらいましたが、其の複雑な構造にすぐ挫折、
その後中国語教室に入った。漢字が共通だから易しいだろうと
安易に考えてです。
確かにその一面はありましたが、発音に悩まされました