93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

東海豪雨から20年

2023-10-09 17:18:34 | 想い出

2018年、祖父江を訪れたとき  ↓ 散り始めていました

東海豪雨は激甚災害に指定され、亡くなった人も何人か出ました。

私の利用している地下鉄の路線も一駅だけですが水没しました

バスは深夜まで動いていましたので、帰宅の足には困らなかったようです

20年を記念してかどうか知りませんが、自治会から安否確認の札が

届きました

家からバス停まで緩やかな下り坂なので、外出時は足取り軽やか

逆に帰りは上り坂、疲れてもいるし、買い物の荷物もある。

最近は途中で立ち止まり、一服しながらよろよろ歩いています。

しかし、東海豪雨の時バス停付近は水に浸かりましたが

我が家辺りは無傷、帰り道に疲れるなど言えません。

この東海豪雨は「伊勢湾台風」以来の遭遇でした。

この札が役立つ日のないように願っています。

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石川啄木 (一)

2023-10-07 11:51:21 | 読書

啄木は短い生涯(26年)の中でたくさんの歌を詠んでいます

これはドナルド・キーン氏(先年亡くなった)の見た石川啄木です。

日本人に最も愛された歌人、夭折の天才歌人と言っている。

啄木の全てと言っていいほどに描かれています

   啄木はキツツキのことですが

窓の外でキツツキの啄む音を好ましく思ったのか、自分のペンネームに

した。故郷は渋民村となっていますが実は岩手県日戸。父(僧侶)の

不祥事で日戸をきらい渋民村を故郷と詠んでいる等々、雑学的なものも

ありますが、歌と共に逸話なども多く興味深いものがあります。

  我に似し友の二人よ一人は死に一人は牢を出でて今病む

  two friends just like me one dead

    one out of jail now sick                jail =刑務所

文庫本500ベージ超と長い。楽しみながら石川啄木の為人を

のんびり楽しもうと思っています。

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「併読」 2

2023-10-03 16:45:28 | 読書

桜の老木、すっかり葉を落しました

対照的な二冊を同時進行で読みました

「追われゆく坑夫たち」著者上野英信氏が自ら炭坑に入り

体験した凄まじい記録です。また女坑夫たちの悲惨なまでの日常も。

私の文章力では現し得ません。それが遠い昔のことではなく

昭和30年代と知り信じられないことでした。

片や井口先生「老いを見るまなざし」は対照的にユーモアたっぷりに

老年科医らしく老いを描き、明るく綴っておられます。

「年とってみればわかる」高齢の私は蓋し名言と痛感。

即ち、年とってみなければわからない、ということです。

「未知の世界」と言っても月の世界のことではありません。

私にとっては1日1日が未知の世界を歩んでいるようです。

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「二刀流」

2023-10-01 09:52:43 | 老い

二刀流と言えば、元祖宮本武蔵、今は大谷翔平君。

最近杖を突いていてもふらふらと不安定、そこで3点支柱の杖を

使ってみた。→

これは保険が適用されてレンタル品。

もう少し「重症」になってから使うようだ。

1点支柱の杖は保険外で自己負担 ↓

運動教室スタッフのアドバイスで8月買った1本が具合いいので ↑

同じものを購入、両手二本使いにした。安定感ありいい調子です。

地に着くゴムの部分は自由に動きます(しらなかった)

但し、歩行にはよくても、両手塞がれて傘も差せない

これからは日傘なしでもいけるから、雨降りの傘の問題だけ。

これは雨の日には出かけない、またはタクシーで解決。

杖歴8年余、当初は置き忘れが多く、その都度引き取りに行った。

今では大切な私の一部、一度近くのコンビニで盗難に遭ったが

今後は「肌身離さず」で行こう。

コメント (8)
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