つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

科学技術の進歩の恩恵

2007年03月23日 | Weblog
 今日、初めてバイオプシなるものを受けました。
正確には穿刺吸引と言うようです。
初めてでもあり、喉の部分なのでさすがに少し緊張しました。
静脈、動脈、神経、そして筋肉が左程広くないところに複雑に通っているのです。
ですから的確に目的とするところに行き着くのか、内心心配でした。
でも先生はあまり緊張した様子もなく手際よく操作していました。
最近の医療ミスの多発を見るにつけ、ベテランの先生でよかったと思いました。

 針が入る時に、少し痛みがあり、吸引をしているらしい時に少し引っ張られる感じがしました。このあたりは、ちょっと生理的に不快な感じでした。
針を抜くときにやはり抵抗を感じましたが、先生は肌が湿っていて若い証拠ですと
いい気分にさせてくださいました。

 採った細胞を顕微鏡的に観察して悪性か良性かを判断するわけです。
こんな事を、可能にしたのが、エコーという技術です。

 悪性か良性かを診断することにより、治療方法が決まってきます。
でも診断方法は進歩しているけれど、肝心の治療方法は、その割りに進歩しているとは思えない、そんな気がしています。
早期発見による摘出が、もっとも優れた方法なのですから。

 まさにこれからはまな板にのった魚状態が続きます。