つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

実はこんなことがあったのです。

2010年05月27日 | Weblog
もう一つのお話を。(ある物語2)

私はその日娘のマンションを訪ねました。
2月に生まれた初孫を亡夫の母(孫にとっては曾祖母)にみてもらうために、付き添っていくことになっていたからです。

孫は初めての電車に乗っての外出です。
私は、孫が途中で泣いたり、ぐずったりしたときの助っ人でした。

まれに見る体力を誇っていた曾祖母は、90歳を超えて流石に弱って、
ベットで横になっていることが多くなっていました。

さきちゃんに会えた曾祖母は、それはそれは喜んでくれました。

しばらくお邪魔して、再び娘のマンションに帰り着きました。
5時過ぎに「じゃあ、またね」と声をかけて帰ろうとする私に
『家に帰りついたら、メールで知らせてね」と娘の声がかかりました。

足がしびれていることもありますが、何時も田無近くで迷ってどこかとんでもないところに行ってしまう私を心配しているからです。

5時過ぎ、この時間なら約束の6時ごろには友人の家に着けるだろうと思いながら、駐車場に向かいました。

私の駐車場の番号は1番、それを確かめてボタンをおしたら、3000円と表示されました。
あれ予想よりちょっと高いなと思ったのですが、あまり気にしないでお金をいれました。

さて、車に戻ったのですが、留め板が下がっているように見えません。

???と思いながら再確認、確かに下がっていません。
?????????

そして反対側の1番をみると、留め板が下がっているではありませんか!

ご存知ですか。
メーターの掲示板の数字は1の下に4があるのです。
そうです。
何故だかわかりませんが、私は1の代わりに4を押してしまったのです。
オーマイゴッド!!
私の料金は2600円でした。
念のため、非常連絡先に電話をしましたが、『お金は返せません。当事者同士で解決してください」とにべもない返事でした。

そこで私がやったことはセブンイレブンにいって、千円札を用意した上で、ひたすら 4番の車の持ち主で、技術者と思われる男性の出現を待ったというわけです。

そして1時間後、私は今度こそ1番を押し、再度料金を払って岐路に着いたのです。

ロマンの兆しもないお話でした。