長いご無沙汰。目が回り、足が腫れる

　3年前の今頃は、ソファに寝そべって、
窓から見える空と庭の木々を見つめていた。
それが一日の時間の大半だった。

明日のことは考えられなかった。
ひたすら体に押し寄せてくる不快感をやり過ごすために、
そうしていた。

ストレスの原因になることを極力避け、
気力と体力の回復に努めた。
そして丁度3年経った。
片足が浮腫み
両足が痺れているけれど、
休み休みしながら、何とか普通の生活が送れるようになって来た。


体にいい体操をやり、
花を愛でる、
心許せる相棒と
ごくごく普通の食事をゆったりととる。
そして写真を撮り、
時々旅をする。
たまにさきの相手をする。
再発や転移がないか遅いことを祈りながら。

そんな生活を望んでいた。
それが悪いことだろうか。
悪いはずがないと思うのだけれど、

あれほど決心していた静かなゆとりある生活は風前の灯。


いろんなことが、起きすぎる。

原発事故、それをめぐる嘘と隠蔽にまみれた報告や情報の氾濫。
放置される被災者達。
脅かされる安全・命。それは東京をもこえて広がっている。
どこまで及んでいるのか？？？


ドサクサの中であっさりと国会を通ってしまった「社会保障改革と財政」をリンクさせた法律。
社会保障の改善は一言も含まれていない。

第二次世界大戦における日本のアジア諸国への侵略を正当化した教科書採用の動き。
わが市が狙われているという！


かくして、私の目は回り、足が腫れる。
そんな日が避けられない。