つれづれに

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どうぞよろしく。

仙崎に金子みすずを訪ねて。

2009年11月18日 | Weblog
若かりし頃、同じ住宅に住んでいたことから始まった1年一度のグループ旅行に
行ってきました。
今年は10人勢ぞろいで、みんな大喜びでした。
このところ、誰かが欠席だったものですから。

あったとたんに、毎日会っているような雰囲気になれる素敵な人たちです。

新山口に集合。
2台のレンターカーにのって、
日本海側の萩を目指しました。
生憎の雨模様でしたが
山間は黄葉がしっとりとして目を楽しませてくれました。

メンバーの夫さんのお弟子さんの紹介で
とってもおいしいお酒とお魚に大満足。さらに見蘭牛のサラダや握り寿司まで堪能しました。
こちらはとろけるよるようなおいしさでした。

次の日は、逆方向だったのですが、こんな時でなければ行くことがないだろうからと、
みんなの希望が一致して仙崎にある「金子みすず美術館」へ。
質素な感じの建物でしたが、要所要所にみすずの詩がちりばめられていました。

夫に 生きがいでもあった、詩を書くことを禁じられ、梅毒を夫からうつされてさらには子どもを取り上げられ20代の後半で自ら命をたった、悲運の女性です。
でもあれだけの詩が20代を前にして書けたのですからやはり天性の詩人といえるのでしょう。

読み聞かせなどをやっていた面々ですから、すっかりひきつけられて長居をしてしまいました。

photo by kosumosu
ミスズポートレート


photo by K
隣のお店にこんな掲示が。

photo by kosumosu
みすずが詩を書いていた文机

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