つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

なんて寒い立春。

2006年02月05日 | Weblog
今日の寒さは尋常ではありませんでした。
空は真っ青、風は煙が直角になるほど強く、駅のホームにいると
手がちぎれそうな程冷たい風でした。

いろんな季節に関わりのある行事と
暦のずれが露骨なことがあります。
ひな祭りの時は桃の節句というのですが、実際には野に桃は咲いていません。
これは、旧暦の出来事を、新暦にそのまま移していることに
無理があるのだそうです。
この日本の伝統行事って、農耕・つまり米つくりと深く関わっているのです。
でもその米つくりそのものが、
日本からなくなっているので、
伝統も消えていく運命にあるような気がします。
日本の伝統伝統といいながらその土台を壊しているのは、
どこか滑稽ではないでしょうか。


これっておかしくないかしら?

2006年02月04日 | Weblog
自動車の免許更新の時に、高齢者については認知症のチェックをするためのプログラムを開発するのだという。
でもちょっと待って、認知症だから病気の範疇。
病気の診断を医者じゃないものがやっていいのだろうか。
普通医者は患者情報について守秘の義務があって第3者にはもらさない。
それに認知症自体bかなり微妙な病気、取り扱いによっては基本的人権に抵触しかねない。
こういったことを考えると、高齢者の事故を理由に、
認知症の認定を各自治体の公安委員会がやるのは、問題ありって気がします。
免許書発行は何故か公安委員会ってありますから。

三つの眼のこと

2006年02月02日 | Weblog
金いろの自画像(平塚らいちょう ・ことばの花束)を斜め読みしました。
やはり「三つの眼」が最も印象に残りました。

現実を見る鋭い眼と、はるかな未来を見透す長い眼と、
心の内側を凝視するかって瞬きをしたことのない深い眼と
この3つの眼をもって生きたいと思いますーーとありました。

三つ目の深い眼が一番難しい眼のように思います。
他の二つは、一人でなくとも育てることが出来る眼だと思えるからです。
でも三つ目の眼は一人で鍛えるしかない眼です。
かって瞬きをしたことがない眼というのはどこか意味深いものがあります。
でもその表現の意味は理解できません。

長い雨

2006年02月01日 | Weblog
一日だけですが、ずう~と雨が降りました。それもかなりの雨でした。
木々や草花の色がどこか鮮やかによみがえりました。
裏手に続く広い空き地にも、すこし緑がみえているような気がしました。
すこし春が近づいているのかもしれないと思いました。

たったこれだけのことなのですが、すっかり雰囲気が変わって、
気持ちまで潤った気分になりました。

でも歩いたり、自転車に乗って買い物に行く人はそれどころではなかったことでしょう。

車に乗って移動している人間のの勝手な印象といわれるかもしれませんね。

でも雨はいろんな演出をしてくれます。
気持ちに余裕があればとても良い被写体をプレゼントしてくれるのです。