『叶えられた祈り』に見る、カポーティの喪失とアメリカ文学の王道 2019年02月27日 06時51分24秒 | 読書 ”ハイソサエティの退廃的な生活、それを見つめる虚無的な青年。実在の人物をモデルにして上流階級の人々の猥雑な姿を描いた問題作。カポーティが何より完成を望みながら、遂にそれが叶えられなかった遺作。この小説を発表したカポーティは、社交界を追われ、破滅へと向かっていく”Google Booksより。 叶えられなかった祈りよりも、”叶えられた祈り”の上により多 . . . 本文を読む