前回”2の13の1”では、長々と、チェビシェフの素数に関する不等式の証明の前半部を説明しましたが、非常にややこしいですね。 このチャビシェフの主張とは、素数定理の”粗い”形として、π(x)の挙動がx/logxの定数倍として抑えられる不等式”C₂x/logx≤π(x)≤C₁x/logxー①”を満たす様な . . . 本文を読む
素数の自然数における割合が0%である事実を振り返ると、これはx→∞の時に素数が非常に少なくなる事を意味し、その度合いがおおよそ1/logx程の少なさというのが素数定理の意味でしたね。 つまり、素数定理”π(x)~x/logx”は、x以下の自然数が素数である様な確率がほぼ1/logxである事を示してます(”2の6”Clic . . . 本文を読む