鏡張りの部屋、その31〜医者とバカと薬は使いよう?〜 2020年01月10日 03時42分08秒 | 鏡張りの部屋 前回”その30”では、LA一の名医であるドレフュス医師に、マーロウがある種の”黒い疑惑”を抱くんですが。その推測が見事に的中します。ドレフュス医師が処方した薬は、脳を腐らす劇物である事が判明したのだ。 マーロウはレオニーの顧客名簿を手にし、迷宮のホテルカルフォルニアへ向かった。 裏口から管理室に入る。部屋には老支配人とカミーユがいた。2人とも深刻そ . . . 本文を読む