カードマジックと素数時計の謎〜暗号の仕組み”その4” 2024年09月05日 16時14分51秒 | 数学のお話 前回「その3」では、RSA暗号の秘密の鍵である2つの素数pとqからなるN(=pq)時間の時計計算機について、まず説明しました。 一方で、RSAアルゴリズムの起源となる「フェルマーの小定理」はオイラーが一般化した事で、「オイラーの定理」とも呼ばれます。 その後1977年に、RSA暗号の発見者の1人であるリヴェスト(R•L•Rivest)が、時計計算機を使ってRSA暗号を完成さ . . . 本文を読む