象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

東野圭吾の繁殖と限界〜映画「麒麟の翼」の不明瞭な矛盾と不可解な曖昧さ

2024年09月26日 16時39分38秒 | 映画&ドラマ
 2012年と少し古い映画だが、原作の東野圭吾が自ら“シリーズ最高傑作”と太鼓判を推した作品である。 正直、多くは期待しなかったが、前半の豪華キャスト陣の気合が入った演技と雰囲気に、(東野ミステリーが好きでない)私も圧倒されてしまう。 ただ(彼の原作の映画はいつもそうだが)、後半に入るにつれ、東野圭吾の不透明な限界と不明瞭な矛盾が見え隠れする様になる。 東野ミステリーの限界 . . . 本文を読む