初詣もした、初映画も観た。
さーて、家人も出払って暇なお正月三日目、どうしよう?
やっぱり初茶館だよね、とネットで検索♪
三が日はお休みが多いところ、
奥沢の
迎茶さんがやっている。
自由が丘の
ルピシア本店も開いているみたい。
同じく暇です!と名乗りを上げてくれたともっっちさんをお誘いして行くことに。
まずは自由が丘のルピシア本店にてランチを。
(こちらの様子はともっっちさんが
ブログにUPしてくださっています)
窓際の席から通りを眺め、
犬連れのジモティや新春セール品の紙袋をたくさんぶら下げたマダムたちを横目に
おかわり自由のお茶をいただきつつおしゃべりに花が咲く。
(やっぱり自由が丘はオシャレだわい、と千葉県民その1がつぶやいたのはオフレコ)
ルピシアでは何故かお茶も福袋も買わずにパンやらお茶請けを購入し(茶梅が美味!)奥沢方面へ。
しばらく歩いて目的地の迎茶さんに到着。
店頭に景徳鎮小雅窯の茶器が並び、その優美さに目を奪われる。
ここでどうしても飲んでみたかったのが緑茶「極品小雅崖玉」(写真左)。
茶葉販売はしていないので、お店でのみ飲むことができる。
江西省景徳鎮の近くで作られ、聞けば江沢民氏の息がかかった畑で作られたと言う。
江西省と言えば廬山雲霧茶や得雨活茶など銘茶も多い。
極品小雅崖玉は優しく繊細でとても美味しいお茶だった。
ともっっちさんは「野生緑茶」をチョイス(写真右)。
安徽省六安で採れた野生の茶葉を昔ながらの製法で作ったもの。
六安瓜片と形状は同じで、香り高く滋味のあるお茶。
これから販売を開始すると言う「柚子香単欉」も試飲させていただいた。
甘いフルーツ香が心地よい、とても飲みやすい美味しい単欉だった。
こちらは岩茶も単欉も美味しいのでお奨め。
ここでのもう一つの目的は、小雅窯製の茶杯のアウトレットを見ること。
1年ちょっと前にこちらで購入した茶杯がとても気に入っていて、
普段使いに毎日使っているのだが、
当分染付けの茶杯は新しいものは生産されないと聞いたので、
もう一つ買っておきたいなと思ったのである。
小雅窯の茶器は写真で見るより実物のほうが遥かに素晴らしい。
そして、お茶を飲むとその良さがよりはっきり分かってくるから面白い。
距離的に迎茶さんにはなかなか足を運ぶことはできないけれど、
一人でふらりと行っても気兼ねすることなくお茶が飲める数少ない隠れ家的茶館の一つである。
もう少し近くにあれば、と思いますなあ。