神融心酔 

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貴州の緑茶、ふたたび

2011-11-22 | 緑茶(中国茶)
茶のルーツは中国の雲貴高原である、と言うのを聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

雲貴高原とは、「百科事典マイペディア」によれば
 -中国南西部,雲南省,貴州省の大部分と湖南省,四川省および広西チワン族自治区の一部に及ぶ大高原。
  標高1000~2000m。夏涼しく冬暖かく,米,麦,雑穀,ナタネ,ケシの農産がある。

さすがにルーツと言われるだけあって、
雲南省、湖南省、四川省は現在でも有数の茶産地であり、
名の知れた銘茶も数多くあります。
それに比べて、貴州省はあまり有名なお茶がないなあ、という印象でした。
私自身も今まで貴州省のお茶というのは緑茶を一種類くらい飲んだことがあるだけでした。
もちろん現地へ行けばきっとそこで作られるお茶を飲めるのでしょうが、
あまり外へは出てこないのかしら?と思っていました。

それが、今年に入って貴州省の緑茶をお土産で2回もいただきました。
どちらも北京にいらした方のお土産です。
(前回のお茶レポは「貴州の緑茶」にて)
貴州省の茶業関係者も中央へのアピールを強化し始めたということでしょうか。
地方が経済力をつけてきて、その特色を出しながら全国展開に乗り出したということかもしれません。

最近の中国でのスポット的なお茶ブーム、
例えば雲南省のプーアール茶ブーム、福建省の金駿眉ブーム、武夷岩茶ブーム、湖南省の安化黒茶ブームなどは
中国の国内消費の高まり、投機ブーム、健康志向とあいまって、
その地方の政治力というのも関係しているような気がします。
(このあたりのお話は茶農さんのブログにもちょっと触れられています。)

まあ、前置きはこのくらいにして、早速飲んでみました、「雷公山清明茶」。
見た目はボディーの強そうな感じに見えますが、
高山気があるといいましょうか、甘くてクリアな味わいです。
美味しい緑茶です。
白磁蓋碗に少量の葉をいれて、ゆっくりと抽出しながら啜りたい感じですね。
コメント
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