「人類の起源はアフリカ」の定説
現在のホモ・サピエンスは10万年ほど前にアフリカで誕生して、世界中に広がっていったと考えられている(第2の出アフリカ)。現在の人類はアフリカに起源を持つ単一種という。
そして約8万5千年前、一つの集団がアフリカからユーラシア大陸へ。その後、全世界へと拡散した。現在の全てのアフリカ人でない人種は、この集団に由来する。
こうしたことは、細胞内のミトコンドリアDNAを調べるとことでわかった。ミトコンドリアは母方からしか受け継がれない。そこで、ミトコンドリア(の突然変異を解析する手法)を使うと、どの系統とどの系統が近いか、またいつころ分岐したか、そしてさらに母方の祖先を追うことができる。
それによると、現生人類の祖先は、約16万年前(14万年~29万年前)にアフリカに住んでいたらいいことがわかった(イヴ仮説)。この人類共通の祖先はイヴ(ミトコンドリア・イヴ)と名付けられた。
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参考 AFPBB news: 「人類の起源はアフリカ」の定説を覆すアフリカでの発掘
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人類の祖先を探る 京大アフリカ調査隊の記録 (講談社現代新書) |
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講談社 |
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人類の祖先はヨーロッパで進化した |
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河出書房新社 |