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恐竜絶滅、小惑星の落ちた場所が悪かった?直後は1000km先でも即死、時速965kmの爆風、巨大大地震発生

2017年11月24日 | サイエンスジャーナル

 恐竜絶滅の原因はなお謎に包まれている

 恐竜絶滅の原因で、現在確定的とされているのは巨大隕石の衝突である。

 1980年、地質学者のウォルター・アルバレスとその父で物理学者のルイス・アルバレスは、世界的に分布が見られる中生界白亜系と新生界古第三系を境する粘土層(通称K-T境界層)に含まれるイリジウムの濃度が他の地層の数十倍であり、かつ、イリジウムは地殻にはほとんど存在しないことから、これが隕石の衝突によってもたらされたものであると考え、大量絶滅の原因を隕石の衝突に求めた。

 その後、1991年メキシコ・ユカタン半島に、直径180キロの巨大クレーター(チチュルブ・クレーター)が再発見され、このクレーターを形成した隕石の衝突が恐竜絶滅の原因だとする説が提唱された。この説では、地球規模の大火災で生態系が破壊され、衝突後に生じた塵埃が大気中に舞い、日光を遮断することで起きた急速な寒冷化が絶滅の原因であると示説された。

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参考 National Geographic news: http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/111000438/

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