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自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

小惑星衝突を回避せよ!NASA、捕獲計画発表!ロシア隕石分解の真相

2013年04月13日 | テクノロジー

 小惑星衝突回避は急務
 2013年2月15日、ロシアの都市チェリャビンスクの上空で重さ1万1000トンの隕石が爆発した。そのわずか16時間後には、それよりずっと大きな小惑星が地球のそばを通過した。

 小惑星の方は、わずか45m。こんなに小さな天体を、はるかな宇宙空間に捉えることができるのであるからすばらしい観測技術だ。しかし、なぜロシアの隕石は落下前にレーダーで捉えることができなかったのだろう?

 ロシア科学アカデミーの解析によれば、分解直前の隕石の推定される大きさは、直径は数mから15m。隕石の質量は10トン、落下速度は秒速15km(マッハ44)以上で、隕石が分解したのは高度30kmから50kmとされている。こうした地球に接近する小惑星の問題は最近なぜか増え続けている。

 ロシアの隕石には謎が多い。「事前に予想できなかったのは大きさが小さかったから」という説明で報道されているが本当にそうだろうか?また途中で分解したのはなぜなのだろうか?何者かの手によって分解された・・・という説もある。小惑星については、今後、人類の手でコントロールすることが衝突回避のために必要不可欠である。

 今回、米航空宇宙局(NASA)は、深宇宙の小惑星を見つけ出し、これを捕捉して地球の周辺まで持ち帰り、月の軌道に乗せる計画を明らかにした。

 小惑星の“捕獲”はロボット宇宙船によって行い、移動させた小惑星は有人探査の目的地とする計画で、さらには民間宇宙企業によって採鉱が行われる可能性もあるという。向こうから飛んでくるのを待つのではなく、こちらから捕獲しようという、ユニークナアイデアだ。今後起こりおうる、小惑星衝突を回避する決定版にもなるかもしれない。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP National Geographic news:NASA、小惑星捕獲計画発表 ザ・リバティWeb:ダークサイドムーン

NHK-DVD 小惑星探査機“はやぶさ”の軌跡
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小惑星衝突―最悪のシナリオをいかに回避するか?
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脊髄損傷が神経バイパス技術で機能回復!将来はiPS細胞で再生治療

2013年04月13日 | テクノロジー

 脊髄損傷からの回復
 脊髄損傷は、主として脊柱に強い外力が加えられることにより脊椎を損壊し、脊髄に損傷をうける病態である。脊髄を含む中枢神経系は末梢神経と異なり、一度損傷すると修復・再生されることは無い。現代の医学でも、これを回復させる決定的治療法は未だ存在しない。

 毎年5000人以上があらたに脊髄損傷を負っている。これまでの統計によると交通事故や高所からの落下事故などが多い。治療としては破壊された脊髄を再生し、再び機能を取り戻すことは全世界の脊損者の願いであり、様々な分野で研究が進められている。

 現在最も有望視されているのが、iPS細胞や骨髄や神経の幹細胞を用いた神経再生の試みである。動物実験では部分的な効果が報告されているが、人体に応用し治療に役立つには未だ基礎研究の段階であり、研究の強力な推進が望まれている。

 今回、脊髄の損傷部位を迂回して大脳からの電気信号を筋肉に伝える神経バイパス技術を開発し、麻痺したサルの手を再び元のように動かすことに成功した。自然科学研究機構と、米国ワシントン大学のグループが発表した。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP マイナビニュース:脳から直接電気信号を引き出し麻痺した手を動かすことに成功

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立った!ついに歩いた!―脊髄損傷・完全四肢麻痺からの生還
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神の領域へ?人がDNAを進化させる!人工塩基を組み込み、機能向上100倍!

2013年04月13日 | テクノロジー

 DNAの構造とはたらきとは何か?
 DNAというと、正式名は、デオキシリボ核酸(deoxyribonucleic acid、DNA)のことで、核酸(細胞の核にある物質)の一種である。DNAで重要なことは、地球上の生物において、「遺伝子」と呼ばれる、遺伝情報を担う物質となっていることである。その構造はどうなっているのだろう?

 DNAはデオキシリボース(五炭糖)とリン酸、塩基 から構成される核酸である。塩基はプリン塩基であるアデニンとグアニン、ピリミジン塩基であるシトシンとチミンの四種類あり、それぞれ A, G, C, Tと略す。このデオキシリボースとリン酸、塩基が結びついたものを「デオキシヌクレオチド」という。「デオキシヌクレオチド」は核酸の最小単位である。

 このデオキシヌクレオチドが、多数集まってできる高分子を「ポリデオキシヌクレオチド」という。DNAはこの鎖状ポリデオキシヌクレオチドが2本つながって一組となっている。このとき2本のDNA鎖は、塩基どうしの相補的な結合 (A/T, G/C) によって緩やかな水素結合をしており、全体として二重らせん構造をとる。

 今回、理化学研究所では、自然界には無い人工塩基を天然のDNAに組み込むことで、DNAの機能を向上できることを発表した。DNAの塩基というとこれまで、アデニンとグアニン、シトシンとチミンの四種類(A, G, C, T)であったが、理化学研究所の研究グループは「Ds」「Px」という2つの人工塩基の作製に成功していた。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP 理化学研究所:人工塩基を用いてDNAの機能向上を証明

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不眠症に朗報!「アスタキサンチン」と「亜鉛」の同時摂取で夜はぐっすり!

2013年04月11日 | 健康

 アスタキサンチンに高睡眠効果
 アスタキサンチンというと、ノーベル化学賞を受賞したオーストリアの生化学者、リヒャルト・クーンらによって1938年に発見された色素。

 アスタキサンチンは、トマトに含まれるリコピンやニンジンなどのβ‐カロテンと同じカロテノイド(天然に存在する色素成分)の一種で、赤い色素成分。海産物に含まれる色素成分である。サケ科など魚類の筋肉の赤色部分、甲殻類の殻、甲殻類を餌とするマダイの体表など、自然界に広く分布している。

 最近、アスタキサンチンの持つ機能性について数々の研究が行われ、生活習慣病予防効果や、抗疲労作用、抗炎症作用、美肌作用など、健康食品、美容食品の有効な素材として市場に紹介されている。

 特に注目されているのが、その強力な抗酸化作用。アスタキサンチンの抗酸化作用はビタミンEの約550倍から約1000倍、野菜に含まれるβ(ベータ)‐カロテンの約40倍、ブームとなったコエンザイムQ10の約800倍という報告もあり、「自然界最強の抗酸化成分」ともいわれている。

 活性酸素は、細胞や脂質を酸化させ、ガンや動脈硬化など多くの病気に関係していることが明らかにされているが、アスタキサンチンは、動物実験において、ガン細胞の増殖を抑制する効果や炎症反応抑制効果、抗体産生促進効果などが発見されている。

 このアスタキサンチンに新たな効果が発見された。それは高い睡眠効果。「アスタキサンチン」と「亜鉛」をマウスに摂取させる試験を行った結果、両成分を同時に摂取することで、高い睡眠改善効果が得られることを、富士フイルムが発表した。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP 富士フイルム:アスタキサンチンと亜鉛で高い睡眠効果 

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八重桜が美しい季節、ソメイヨシノの開花・満開を早めた“休眠打破”とは何か?

2013年04月09日 | 植物

 NHK大河ドラマ「八重の桜」
 八重桜の美しい季節を迎えている。そういえば今年のNHK大河ドラマは「八重の桜」である。あらすじは次のとおり。

 会津藩の砲術師範役・山本権八、佐久夫妻の子として生まれた山本八重。戊辰戦争時には断髪・男装し、会津若松城(鶴ヶ城)籠城戦で最新銃・スペンサー銃を手に奮戦したことから、後に「幕末のジャンヌ・ダルク」と呼ばれる。

 但馬出石藩(現・兵庫県豊岡市)出身で会津藩校・日新館の教授をつとめる川崎尚之助と結婚したが、戦争前後に別れる。戦後、京都府顧問として活躍していた兄・覚馬を頼り京都に。そこで同志社大学創立者となる新島襄と運命的な出会いを果たし、結婚。

 女は男に従うことが当然視された時代、豪放で周囲からは勝手気ままに見える八重の生き方は世間から「天下の悪妻」と言われる。しかし、日清戦争、日露戦争では、篤志看護婦として傷病兵の救護に奔走。そうした社会活動の功績により、昭和天皇の即位大礼の時には銀杯を下賜される。その4年後、86年の生涯を終える。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP NHK:八重の桜 Wikipedia:休眠

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前途多難?風力発電、春の嵐で羽根落下!洋上風力発電に期待

2013年04月08日 | テクノロジー

 春の嵐で風力発電の羽根が落下
 
4月3日から4月5日にかけて九州・四国・本州・北海道に暴風・大雨・高波による災害を発生させた爆弾低気圧。 倒れた小屋の下敷きなったり、風にあおられて転落するなどして、日本国内では計5人が死亡したほか、350人以上が負傷した。三重県では、風力発電施設の巨大な羽根3枚が、発電機ごと落下した。1本だけ残った支柱の周りには、無残にも風車の羽根が落下した。

 高さ65メートルの鉄柱から、風車の羽根が落下したのは、三重・津市と伊賀市にまたがる風力発電施設「ウインドパーク笠取」。 風車の羽根は、1枚が長さ40メートル、重さおよそ6.5トンという巨大な羽根で、3枚あわせると、およそ20トン。 さらに、50トンを超えるという発電機や、それを支える鉄の枠組みなどをあわせると、落下した部分の総重量は、およそ140トンになる。

 なぜ風車は壊れてしまったのか?落下した風車を運営する会社の担当者は「かなり驚きました。ちょっと信じられない。秒速70メートルの風まで耐えられる設計になっているので。強風だけでは、落下する理由にならないと考えている」と話した。

 この風車は、2010年12月に運転を開始。 風速70メートルに耐えられる設計だというが、落下した当時の風速は、最大瞬間風速でも20メートルほどだった。 耐風工学にくわしい東京工芸大学工学部の田村幸雄教授は「地形の影響で、風が強くなって、平地よりもかなり風が強い可能性がある。平地の風速の倍くらいあったとしても、設置風速(秒速70メートル)の範囲内の風だから、何か構造的な欠陥があったのかもしれない」と話した。

 この発電施設には、落下したものを含めて、19基の風車があるが、現在は全ての風車の運転を停止している。 今のところ、ほかの風車に異常はないという。 落下現場では、けが人はなかったが、各地では強風による被害が相次いだ。 (FNN 2013.4.10)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP スマートジャパン:海に浮かぶ未来の発電所、浮体式の洋上風力が本格始動 サイエンスポータル:“着床式”風力発電が実証実験開始

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脳波を調べて夢を解読?やがて人の考えも機械が読み取るようになるのだろうか?

2013年04月07日 | テクノロジー

 脳波にはどのようなものがあるのか?
 脳波は、ヒト・動物の脳から生じる電気活動を、頭皮上、蝶形骨底、鼓膜、脳表、脳深部などに置いた電極で記録したものである。つまり脳には微小電流が流れているというわけだ。

 脳波にはどんなものがあるのだろうか?脳波にはγ波、β波、α波、θ波、δ波など5種類ある。γ(ガンマ)波は(30Hz以上~)腹立ちや興奮の状態に現れる波形。β(ベータ)波(14~30Hz)は、覚めていて、意識が緊張した時に現れる波形。α(アルファ)波は、(7~13Hz)集中からリラックスまでの間に現れる波形。θ(シータ)波(4~6Hz)は、まどろみ、浅い睡眠状態の時に現れる波形。δ(デルタ)波(0.5~4Hz)は、深い睡眠状態の時に現われる波形といわれており、脳の活動状態が沈静化するにつれて、周波数は低くなっていく。

 人の睡眠中には、θ波やδ波が出現する。このうち夢を見るときは、「レム睡眠」といって、急速眼球運動(REMs)が出現し、体は眠っているのに脳が活動している状態である。脳波はθ波が優勢で覚醒時と同様の振幅を示すことが知られている。

 今回、こうした脳波を詳細に調べて、睡眠中どんな夢を見ているか、夢の内容をある程度解読することに、株式会社「脳情報研究所(ATR)」神経情報学研究室の神谷之康室長らと奈良先端科学技術大学院大学、独立行政法人・情報通信研究機構のグループが成功した。将来は脳波を測定すれば何を考えているか読み取れてしまう時代が来るのだろうか?

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:脳波 マイナビニュース:睡眠中に見ている夢の内容を解読する技術

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ブラックホールに落ちる瞬間、ガスは10億度を超える?X線に急激な波長変化

2013年04月07日 | 宇宙

 ブラックホールに落ちる1/100秒前にガスは10億度を超える
 理化学研究所(理研)、京都大学、日本大学、東京大学の4者は4月4日、世界で最初にブラックホールとして認知された天体であり、地球から約6000光年彼方の同じ天の川銀河内にある「はくちょう座X-1」を、X線観測衛星「すざく(ASTRO-EII)」にて観測し、完全に電離した高温ガスがブラックホールに落ち込む最後の100分の1秒に、10億度以上にまで急激に加熱され、高エネルギーX線(硬X線)を出すことを突き止めたと共同で発表した。

 成果は、理研 仁科加速器研究センター 玉川高エネルギー宇宙物理研究室の山田真也 基礎科学特別研究員、京大大学院 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 宇宙物理学教室の嶺重慎 教授、日大 理工学部物理学科の根來均 教授、東大 理学系研究科 物理学専攻 附属ビッグバン宇宙国際研究センター兼理研 宇宙観測実験連携研究グループリーダーの牧島一夫 教授、牧島教授の研究室に所属する博士課程2年の鳥井俊輔氏と野田博文氏らなどの共同研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、日本時間4月9日付けで米天文科学雑誌「The Astrophysical Journal Letters」オンライン版に掲載される予定だ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP マイナビニュース:ブラックホールに落ちる1/100秒前、ガスは10億度を超える

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あれ?意外にも日本列島は宝の山かも?レアアースを含む堆積物と新種の鉱物発見!

2013年04月06日 | テクノロジー

 日本でレアアースが発見された!
 中国から飛来する環境汚染物質PM2.5などが話題になったが、たまには良いものも飛んでくるらしい。

 東北大学は2012年12月5日、液晶パネルやLEDなどの生産で用いられるアンチモン(Sb)やインジウム(In)といったレアメタルが中国大陸から大気降下物として飛来していること、またその蓄積速度がこの30年間で急激に増加していることを発表。これらのレアメタルは、秋田県と岩手県をまたいで広がる八幡平山岳湖沼の湖底堆積物を調べて明らかになった。

 レアアース、レアメタルというと、ハイブリッド車や電気自動車の駆動モーター、エアコンなどの省エネ家電製品にこれらを原料とする磁石が使用されている。これまで日本は希土類の輸入を90%以上中国に頼ってきたが、中国の輸出規制により逼迫した状態が続いている。

 先日、日本最東端の南鳥島の排他的経済水域(EEZ)内で発見されたレアアース(希土類)を含む海底の泥が、鉱床としては世界最高濃度であることを東大と海洋研究開発機構のチームが突き止めている。埋蔵量は国内消費の数百年分以上で、海底下数メートルの浅い場所にあり採掘も容易だという。(2013年3月21日 海洋開発機構)

 さらに4月2日、 山口大学などの研究グループは、国内の三重県伊勢市矢持町の山中にてレアアースの一種であるランタン(La)を含む褐簾石の新種「ランタンバナジウム褐簾石/Vanadoallanite-(La)」を発見したことを発表した。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP マイナビニュース:中国から飛来するレアメタル、急激に増加 山口大など、レアアースを含む鉱物発見

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中国で鳥インフルエンザH7N9型が人に感染!人から人は?スペインかぜはH1N1型

2013年04月06日 | 微生物・ウイルス

 中国で鳥インフルエンザが人に感染
 中国で鳥インフルエンザが、鳥から人に感染したことが気になる。これだけ、ニュースになっているのは、世界保健機関(WHO)が警戒している、パンデミックに発展する恐れのある19疾病のうちの1つに「鳥インフルエンザ」が入っているからである。

 今回、人に感染したインフルエンザは、H7N9型。鳥の間で循環するH7亜型ウイルスの大きなグループのうちの一つのサブグループである。このタイプは通常は人には感染らず、鳥の間で循環するタイプである。これまでも鳥を飼う農家などで希に人に感染するケースはあった。

 それが4月6日現在、ヒトへの感染が相次いでいる中国の東部では、これまでに感染が確認されたのは16人、死者は6人となっている。現在、はまだ、人から人への感染は確認されていない。しかし、予断を許さない状況である。

 感染源は、市場で売られているハトやウズラ、ニワトリなどの肉からウイルスが検出されており、これが原因とされている。もし肉が感染されていても、加熱調理すれば安全である。

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参考HP 国立感染症研究所:H7N9型インフルエンザについて Wikipedia:パンデミック インフルエンザ 

インフルエンザ パンデミック―新型ウイルスの謎に迫る (ブルーバックス)
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NHKスペシャル 最強ウイルス―新型インフルエンザの恐怖
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宇宙最大の謎「暗黒物質」の証拠捉えた?ISSに設置したアルファ磁気分光器

2013年04月04日 | 量子論

 宇宙の成り立ちとは?
 先日、欧州宇宙機関(ESA)の発表によると、宇宙の年齢は138億歳であり、宇宙を構成するものは、ダークマター(暗黒物質)27%、ダークエネルギー(暗黒エネルギー)69%、目に見えている物質はわずか4%しか存在しない・・・ということがわかった。ESAの人工衛星「プランク」が、宇宙マイクロ波背景放射を詳細に観測した結果である。

 暗黒物質や暗黒エネルギーは、目に見えず正体が分かっていないので、「暗黒」と名前がついている。現在の宇宙論では、星や銀河などの材料となる原子でできた通常の物質は、宇宙全体の質量の4%しかなく、大部分は「暗黒」と名付けられた謎の物質やエネルギーで成り立っていると考えられている。

 暗黒物質は1970年代、回転する銀河が遠心力でばらばらにならないことや、遠方の天体からの光が地球に届く途中に重力で曲げられている現象から、光や電磁波では全く見えない重い物質が宇宙空間にあるとして考え出された。

 その正体は光を放たない星や、あらゆるものをすり抜けるニュートリノとする説もあったが実験や観測で否定され、現在は未発見の素粒子とする説が有力だ。

 今回、スイス・ジュネーブ近郊の欧州合同原子核研究機関(CERN)が、理論上、宇宙に大量にあると考えられている正体不明の「暗黒物質」が、実際に存在する可能性を示す痕跡を発見した。星や銀河の成り立ちの謎を解き明かす一歩となる成果だ。

 AMSが狙ったのは、銀河系の中心部に大量にあると考えられている未発見の素粒子同士が、衝突したときに出す可能性がある「陽電子」。電子と反対の電荷を持つ陽電子が、電子と比べて過剰に飛来していれば、暗黒物質が出した信号と考えられ、直接の証拠といえるという。 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:アルファ磁気分光器  マイナビニュース:暗黒物質の証拠を発見か?

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何が宇宙をつくっているか―暗黒物質からクォークまで (ポップサイエンス)
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神経細胞保護物質を発見!脳修復の免疫細胞「ミクログリア」細胞とは何?

2013年04月03日 | ライフサイエンス

 脳の免疫細胞「ミクログリア」
 免疫とは、ヒトや動物などが持つ、体内に入り込んだ「自分とは異なる異物」(非自己)を排除する、生体の恒常性維持機構の一つである。

 免疫は、体内に侵入するバクテリアやウイルスなどを妨害する障壁を創造、維持することで生体を防御する機構である。免疫系は自然免疫(先天性免疫、基本免疫)と獲得免疫(後天性免疫、適応免疫)とに大別される。自然免疫には白血球などの特殊な細胞が備わっており、それらは侵入物が自己を再生産したり宿主に対し重大な被害をもたらす前に発見、排除する。

 血液中にある白血球は、体を病気から守る免疫系の代表的な細胞 である。しかし、脳には白血球が入らないようになっている。脳に侵入できるのは、病気やけがなどで血管が損傷したときだけで ある。白血球の代わりに脳内で免疫防御を担っているのが、グリア細胞の一種、ミクログリアである。

 ミクログリアは通常は突起を多数伸ばして周囲の細胞に接触し、異常がないかを監視している。ニューロンに異常が起こると、形 を変え、ニューロンの修復を手助けするような成長因子を放出する。また、腫瘍細胞や細菌を殺すような分子も出す。さらには、 死んでしまったニューロンや他の脳細胞を貪食して、脳内を清掃 する役目もある。

 今回、脳内の免疫細胞と考えられていたミクログリアの新たな機能が明らかになった。発達期に神経細胞のまわりに集まり、保護するはたらきのあることがわかった。この効果を誘導することができれば、脊髄損傷、脳血管障害、筋萎縮性側索硬化症(ALS)といった脳の病気やけがなどの傷害の新たな治療法の開発につながると期待されると考えらる。

参考HP Wikipedia:免疫系 日経サイエンス:脳の免疫系をになうミクログリア細胞 マイナビニュース:脳修復の免疫細胞「ミクログリア」は別の機能を持っていた

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

脳科学のコスモロジー―幹細胞、ニューロン、グリア
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脳とグリア細胞 --見えてきた!脳機能のカギを握る細胞たち-- (知りたい!サイエンス)
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神経細胞に「忘却促進シグナル」の放出で、記憶を積極的に忘れるしくみ発見!

2013年04月02日 | ライフサイエンス

 私たちはどのように記憶し、どのように忘却するのだろう?
 記憶にはすぐに忘れる感覚記憶や、短時間覚えている短期記憶、長期間忘れない長期記憶などに分類できるが、どれも神経細胞どうしの結び付きが関係している。

 短期記憶も長期記憶もニューロン(神経細胞)どうしがシナプスと呼ばれる結合部でつながったときに生まれる。短期記憶ではシナプスが興奮して一時的に強化された状態になるが、長期記憶の場合、シナプスが恒久的に増強される。長期記憶のメカニズムがはたらくには、ニューロンの細胞核内にある遺伝子情報が読み取られ、タンパク質が合成される必要がある。

 では、忘却にはどのようなシステムが働いているのだろう?

 3月15日、九州大学と名古屋大学の共同研究チームが、神経細胞が「忘却促進シグナル」を放出することによって、記憶を積極的に忘れさせる仕組みがあることを発表した。

 ヒトは記憶力を高めることに懸命になっているが、もし記憶がよすぎたらどうなるだろう?生まれて以降のありとあらゆる記憶が頭の中に残っていたら、とてもではないが精神的にどうかなってしまうだろう。気が付きにくいが、獲得された記憶は適切な時間だけ保持されて、その後に忘れられることも必要なのだ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:シナプス マイナビニュース:神経細胞は「忘却促進シグナル」の放出で記憶を積極的に忘れる

「1分スピード記憶」勉強法
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シナプスが人格をつくる 脳細胞から自己の総体へ
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不規則な生活は肥満につながる!時計遺伝子が働かないとメタボになりやすい?

2013年04月01日 | ライフサイエンス

 不規則な生活は肥満になる可能性大
 よく生活のリズムは大切だというが、寝る前に何かを食べたり、不規則な生活をすると太りやすくなることが、時計遺伝子を使った実験でわかった。

 時計遺伝子(clock gene)は、体内時計をつかさどる遺伝子群を指す。動物では period (per), Clock (Clk), cryptochrome (cry) などが知られている。時計遺伝子に変異が起こると、生物は生活のリズムが保てず、行動にも変化が起きる。

 今回、肝臓の糖・脂質代謝の中核的な役割を担うカギ分子である「C/EBPα」が存在することが見出された。C/EBPαは、生化学的解析によると、肝臓で24時間活動している遺伝子の産物であり、肝臓におけるグリコーゲン合成や糖新生、脂肪の蓄積などに関わるさまざまな遺伝子の発現をコントロールする因子である。

 時計遺伝子が働くと、「C/EBPα」がつくられ、これがグリコーゲン合成や脂肪蓄積する酵素ができるのを制御。その結果、糖や脂肪が代謝されるつまり太りにくい体質になるのである。時計遺伝子が働かないと、C/EBPαもつくられず、糖がグリコーゲンとして蓄積されたり、脂肪が蓄積されたりする。

 発見したのは、産総研 バイオメディカル研究部門の石田直理雄 上級主任研究員らの研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、現地時間3月11日付けで米オンライン科学誌「PLoS ONE」に掲載された。また、2013年6月25~30日にアイルランドで開催される第22回国際行動学会議で発表される予定だ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP マイナビニュース:就寝前の食事や不規則な生活は肥満につながる Wikipedia:時計遺伝子

「時計遺伝子」の力をもっと活かす!: がん、うつ、メタボも防ぐ、体内の「見張り番」 (小学館101新書)
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