ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

コスプレ大会のようだと思ってしまった。

2006-11-05 23:17:57 | 日記
スケートカナダ男子シングルの表彰台のことです。
遅れて来たハロウィンでも可。3人並ぶとさすがに壮観。

……という訳で、高橋大ちゃん。2位表彰台おめでとうございます。
いいんです。スポーツは結果がすべてですから。どんな内容であれ、とにかく結果は銀メダル。
もちろん本人はあの内容に全く納得してないと思いますが、今後に向けての問題点の分析とその対策は言われなくても本人とその周囲ががんばってくれると思うので、別に私は気にしなくっていいもんね。
(こんなことばっか言ってるから、私は未だにジャンプの区別さえ付かない)
……なんか、ホンダがハンガリーGPで優勝した時にも似たようなことを書いたような。
言い訳になるようなことは決して言わない人なので、私たちには分からない事情やなんかももしかしたらあるのかも知れませんし、そこら辺も含めて信じるしか。

そんでようやく出来上がって来たオペラ座新衣装ですが、プログラムの内容が予想に反して変則的だったので、これは衣装も捻って来るかなと思ってたら、全然直球ストレートでまんま「ファントム」だったのに却って意表を突かれました。
あの胸のはだけっぷりはこれをそのまんま再現してる感じ。
よく見たら胸元に仮面の模様が入ってて(しかもなんかシュールだ)、なにげに手が込んでますね。

そしてまた、身体の動きによる表現が「言葉のない言葉」なら、衣装もやっぱり「言葉」なんだなと今回思いました。
キャンベルの練習着は何も言って来ないせいもあって、大ちゃんは時にファントムに、時にクリスティーヌに、時にラウルに……とどんどん変化して行ってるように見えました。
でも新しい衣装は衣装自体が「僕はファントムです!」と主張してるもんだから、時折クリスティーヌやその他の表情も覗かせながら、でもベースはあくまでもファントム、という感じに見える。
私はキャンベルの時の様々に変化していく雰囲気も好きだったので、それがこの衣装によって失われるのはちょっと惜しい気もします。でも同時に、焦点が定まったことで大ちゃん自身は感情移入しやすくなったのかな?とも感じました。
キャンベルの時は洗練された美しい印象だったのが、今回はちょっと荒々しい雰囲気が入って来てて、その分ファントムの感情は強く迫って来る感じで、なんとなく圧倒されてテレビの前で固まってしまった。
この辺はまた時間があったらゆっくり書きたいです。それとSPもじっくりと。あれ、最後のステップって音楽に合わせて加速してるんですねー。いいなー加速するステップ。

でもやっぱりジャンプが決まらないと何より本人が凹んじゃってるのが見てて辛いので、次は笑顔で終われることを祈ってます。
昨日は出かけてたからリアルタイムで結果を見ることは出来なかったんですけど、今日はネットで点数を追いかけてまして、中々スリリングで面白かったです。