※私は単なる高橋大輔のおっかけであって、スケートに関してはど素人なもので、あくまで雑記でございます。尚、重複となるので前の記事で書いたことは基本省きます。
■1日目(男子ショート)
座席は放送席の斜め後ろくらいで、本田君や荒川さんがすぐ下に見えます。ていうか、放送席人多過ぎませんか?
そして右手には地元名古屋の応援団が。放送でも、競技中の「キャーーー」という奇声が聞こえてたかと思いますが、あれの大半は女性ファンの歓声ではなく地元の子供たちの「応援」の声です。正直、しんどい。
左手には関係者席。いきなり安藤ミキティが座ってました。生で見ると可愛い。知り合いの選手が出て来る度に、エールを送る。ていうか、選手ほぼ全員に声をかけまくっていたような。
向かい側の席に、倉敷翠松高校のバナー発見。大ちゃん・絵己ちゃん・大上くん・町田くんの名前入り。よく考えたら男子のジュニアチャンプが在校生で、チャンプが卒業生ですね。なにげにすごいぞ翠松高校。
ジュニアチャンプ町田くんは、面白い音楽で面白い踊りを踊ってました。大上くん、上位陣にミスが続出する中、ほぼノーミスでまとめる。二人共、最終グループまであと一歩の所に付けました。がんばれ。
そして大ちゃんは……本当にいつもいつもF1を引き合いに出して申し訳ありません。でも彼がリンクに出て来た瞬間、98年の鈴鹿でミカのマシンがコース上に出て来た瞬間を思い出しました。オーラが違う。この人は、チャンピオンになるためにここに来たんだ、と思わせられる存在感。強くて優雅。
■2日目(女子ショート&男子フリー)
入場すると、男子の最終グループの公式練習が見れました。ラッキー♪ 「オペラ座」の曲掛けでは、大ちゃんは軽く流す感じ。織田くんが転倒した後派手にコースアウト&ウォールにクラッシュしてるのにびっくりしましたが、怪我とかはなさそうな感じ。滑りながら、何やら大ちゃんに話しかけてました。
調子の善し悪しまでは私には分からない。席に着くと、斜め前の席に謎の老人。
女子ショート。平井絵己ちゃん、淡いグリーンの上品な衣装。雰囲気のある踊りで魅せたものの、ジャンプの着氷が全部怪しい……あれで転倒せずに持ちこたえた所には根性を感じましたが、点数は厳しいです。「なかなかキレイじゃが、ジャンプがなあ……」と謎の老人。
キス&クライには、長光先生と一緒に本田コーチの姿が!!
そう言えば田村岳斗コーチの姿も、結構色んな選手の所で見かけました。
それにしても、女子の試合が終わってしまうと、席を立ってそのまま帰ってしまう人って多いんですね。男子フリーが始まる頃には、お客さんの数が3分の2くらいになってしまってました。勿体ない。
男子フリー。成績順に滑るため、前半は有力な選手は出ません。……だからって、放送席が無人だなんてヒドいわ。キス&クライも照明が落としてあって、第1&第2グループの選手たちは座らせて貰えません。
後ろの席の人「知らなかった。あそこに座れるのって、選ばれた人たちなんだね」そうなんですか?
寒いし眠いし疲れるしで、この辺から見る方の集中力も消耗して来ます。試合って長丁場なんですね。
第3グループが始まる辺りでわらわらとテレビスタッフがやって来て、キス&クライにも照明が。
町田くん、フリーではミスが目だちましたが、謎の老人は攻めの姿勢を評価。
続いて大上くん登場。倉敷のリンクでいつも着ている(友人談)エンジ色のジャージ姿。
後ろの人「あの人、ジャージ地味だね」日本代表の選手たちは金ぴかのジャパンジャージを着てるから、それに比べたら確かに地味かもしれないけどさ……。
そのエンジのジャージを脱ぐ大上くん。後ろの人「衣装も地味だね」……うう。確かに黒いけど。
長身を活かしたロマンチックな演技で大きなミスなくまとめたけど、思ったほど点は伸びない感じ。何故?地味だから?(←そんなことはないと思います)。がんばれ、偉ちゃん!
これが最終グループになると、全員金ぴかジャージ着用です。迫力。
織田くんは、表彰式の時にちょっと泣いた感じがあるなあ、と思ってたら、インタビューの時泣いてましたね。ただ私の個人的印象では彼の演技、それほどがむしゃらに勝ちに来ているという感じではなく。単に4回転に挑戦しなかったからかも知れないけど。実際の所、彼の4回転がどの程度できているのか全く謎なのでなんとも言えない部分ではあります。
私は決してジャンプ至上ではないけれど、競技に於いては手堅くまとめるよりも、無理して冒険して失敗するくらいの方がわくわくします。若い選手ならなおさら。
でも今回は、年齢的には大ちゃんよりお兄さんな中庭選手や神崎選手が、チャレンジャーとして伸び伸びと攻めの演技を見せていたのが印象的でした。3位に入った南里くんは、フラメンコの靴音やカスタネットに合わせて踊るステップが中々ステキ。「勝負事」として見るなら、優勝争いよりも寧ろ、3番手以下の争いの方が混沌として面白かったんじゃないかと思います。
そして大ちゃんもディフェンディングチャンピオンでありながら、守りに入らず攻めていました(謎の老人もそう言ってくれてました)。ていうか彼は、今までの戦い方を見て来ても、あんまり何かを守ろうって意識はなさそうに見えます。なんか、無茶をやっては玉砕しつつ、でも懲りずに挑戦して挑戦してここまで来ました、という感じ。彼の「弱さ」と言われていたものの正体は、実は蛮勇とも言うべき無茶と無謀の結果だったのかも知れません。それがここへ来て、実体を伴った「強さ」として結実しつつあるのかも。
優勝したい、全日本チャンプの地位を守りたいというのも間違いなく本音だと思いますが、でもそれ以上に自分の理想とする演技に少しでも近づきたい、という意識を強く感じました。あのガッツポーズは、彼の思う「オペラ座」がようやく完成したということの現れなのかなとも思いました。
ともかくこれで、世界選手権への出場が決定。
トリノのコメントを聞いて、「コイツはこれからもっと強くなる」と感じた去年(もう去年)の2月。
発言や表情から充実したモチベーションの高さを感じ、「これは期待していいのかな?」と思ったオフシーズン。
キャンベルでコケまくりの「オペラ座」を見て、それでも「これはちゃんとこなしたらスッゴイことになるかも!」とワクワクした10月。
あの時感じた私の期待に、期待以上に見事に応えてくれた高橋くんに、改めて感謝!!
世界選手権では、彼が見てもらいたい演技を、世界中の人に見て貰えることだけを祈っています。彼は自分の演技をすれば、結果は自然に付いて来る、そういう選手だと思うので。
今すぐに台の真ん中なんて目指さなくていいよー。とにかくステキなオペラ座で、世界中の人を楽しませて欲しい。そう思います。
■1日目(男子ショート)
座席は放送席の斜め後ろくらいで、本田君や荒川さんがすぐ下に見えます。ていうか、放送席人多過ぎませんか?
そして右手には地元名古屋の応援団が。放送でも、競技中の「キャーーー」という奇声が聞こえてたかと思いますが、あれの大半は女性ファンの歓声ではなく地元の子供たちの「応援」の声です。正直、しんどい。
左手には関係者席。いきなり安藤ミキティが座ってました。生で見ると可愛い。知り合いの選手が出て来る度に、エールを送る。ていうか、選手ほぼ全員に声をかけまくっていたような。
向かい側の席に、倉敷翠松高校のバナー発見。大ちゃん・絵己ちゃん・大上くん・町田くんの名前入り。よく考えたら男子のジュニアチャンプが在校生で、チャンプが卒業生ですね。なにげにすごいぞ翠松高校。
ジュニアチャンプ町田くんは、面白い音楽で面白い踊りを踊ってました。大上くん、上位陣にミスが続出する中、ほぼノーミスでまとめる。二人共、最終グループまであと一歩の所に付けました。がんばれ。
そして大ちゃんは……本当にいつもいつもF1を引き合いに出して申し訳ありません。でも彼がリンクに出て来た瞬間、98年の鈴鹿でミカのマシンがコース上に出て来た瞬間を思い出しました。オーラが違う。この人は、チャンピオンになるためにここに来たんだ、と思わせられる存在感。強くて優雅。
■2日目(女子ショート&男子フリー)
入場すると、男子の最終グループの公式練習が見れました。ラッキー♪ 「オペラ座」の曲掛けでは、大ちゃんは軽く流す感じ。織田くんが転倒した後派手にコースアウト&ウォールにクラッシュしてるのにびっくりしましたが、怪我とかはなさそうな感じ。滑りながら、何やら大ちゃんに話しかけてました。
調子の善し悪しまでは私には分からない。席に着くと、斜め前の席に謎の老人。
女子ショート。平井絵己ちゃん、淡いグリーンの上品な衣装。雰囲気のある踊りで魅せたものの、ジャンプの着氷が全部怪しい……あれで転倒せずに持ちこたえた所には根性を感じましたが、点数は厳しいです。「なかなかキレイじゃが、ジャンプがなあ……」と謎の老人。
キス&クライには、長光先生と一緒に本田コーチの姿が!!
そう言えば田村岳斗コーチの姿も、結構色んな選手の所で見かけました。
それにしても、女子の試合が終わってしまうと、席を立ってそのまま帰ってしまう人って多いんですね。男子フリーが始まる頃には、お客さんの数が3分の2くらいになってしまってました。勿体ない。
男子フリー。成績順に滑るため、前半は有力な選手は出ません。……だからって、放送席が無人だなんてヒドいわ。キス&クライも照明が落としてあって、第1&第2グループの選手たちは座らせて貰えません。
後ろの席の人「知らなかった。あそこに座れるのって、選ばれた人たちなんだね」そうなんですか?
寒いし眠いし疲れるしで、この辺から見る方の集中力も消耗して来ます。試合って長丁場なんですね。
第3グループが始まる辺りでわらわらとテレビスタッフがやって来て、キス&クライにも照明が。
町田くん、フリーではミスが目だちましたが、謎の老人は攻めの姿勢を評価。
続いて大上くん登場。倉敷のリンクでいつも着ている(友人談)エンジ色のジャージ姿。
後ろの人「あの人、ジャージ地味だね」日本代表の選手たちは金ぴかのジャパンジャージを着てるから、それに比べたら確かに地味かもしれないけどさ……。
そのエンジのジャージを脱ぐ大上くん。後ろの人「衣装も地味だね」……うう。確かに黒いけど。
長身を活かしたロマンチックな演技で大きなミスなくまとめたけど、思ったほど点は伸びない感じ。何故?地味だから?(←そんなことはないと思います)。がんばれ、偉ちゃん!
これが最終グループになると、全員金ぴかジャージ着用です。迫力。
織田くんは、表彰式の時にちょっと泣いた感じがあるなあ、と思ってたら、インタビューの時泣いてましたね。ただ私の個人的印象では彼の演技、それほどがむしゃらに勝ちに来ているという感じではなく。単に4回転に挑戦しなかったからかも知れないけど。実際の所、彼の4回転がどの程度できているのか全く謎なのでなんとも言えない部分ではあります。
私は決してジャンプ至上ではないけれど、競技に於いては手堅くまとめるよりも、無理して冒険して失敗するくらいの方がわくわくします。若い選手ならなおさら。
でも今回は、年齢的には大ちゃんよりお兄さんな中庭選手や神崎選手が、チャレンジャーとして伸び伸びと攻めの演技を見せていたのが印象的でした。3位に入った南里くんは、フラメンコの靴音やカスタネットに合わせて踊るステップが中々ステキ。「勝負事」として見るなら、優勝争いよりも寧ろ、3番手以下の争いの方が混沌として面白かったんじゃないかと思います。
そして大ちゃんもディフェンディングチャンピオンでありながら、守りに入らず攻めていました(謎の老人もそう言ってくれてました)。ていうか彼は、今までの戦い方を見て来ても、あんまり何かを守ろうって意識はなさそうに見えます。なんか、無茶をやっては玉砕しつつ、でも懲りずに挑戦して挑戦してここまで来ました、という感じ。彼の「弱さ」と言われていたものの正体は、実は蛮勇とも言うべき無茶と無謀の結果だったのかも知れません。それがここへ来て、実体を伴った「強さ」として結実しつつあるのかも。
優勝したい、全日本チャンプの地位を守りたいというのも間違いなく本音だと思いますが、でもそれ以上に自分の理想とする演技に少しでも近づきたい、という意識を強く感じました。あのガッツポーズは、彼の思う「オペラ座」がようやく完成したということの現れなのかなとも思いました。
ともかくこれで、世界選手権への出場が決定。
トリノのコメントを聞いて、「コイツはこれからもっと強くなる」と感じた去年(もう去年)の2月。
発言や表情から充実したモチベーションの高さを感じ、「これは期待していいのかな?」と思ったオフシーズン。
キャンベルでコケまくりの「オペラ座」を見て、それでも「これはちゃんとこなしたらスッゴイことになるかも!」とワクワクした10月。
あの時感じた私の期待に、期待以上に見事に応えてくれた高橋くんに、改めて感謝!!
世界選手権では、彼が見てもらいたい演技を、世界中の人に見て貰えることだけを祈っています。彼は自分の演技をすれば、結果は自然に付いて来る、そういう選手だと思うので。
今すぐに台の真ん中なんて目指さなくていいよー。とにかくステキなオペラ座で、世界中の人を楽しませて欲しい。そう思います。