ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

東京体育館がオペラ座になる日

2007-01-20 00:54:17 | 日記
タイトルは、大阪四季劇場の「オペラ座の怪人」ポスターのキャッチコピーのパクリです。

高橋くんユニバーシアード優勝おめでとう。
これで私は今年1年、フェラーリのキミ・ライコネンを応援することが決定しました(←交換条件だったらしい)。
海外の有力選手が出ていない大会ではありますが、こういう「勝って当然」と思われながら出る試合には、いつもとは違う変なプレッシャーがあったのではないかと思います。お疲れ様でした。
そして私の、以前から密かに抱いていたある疑惑が、この試合にて確信に変わりました。

『オペラ座の怪人』には、やっぱり何か憑いている。

大ちゃんがこのプログラムを滑る度、良くも悪くも『何か』が起きているような気がするんですが。
プログラム自体がドラマティックなだけではなく、演技の枠を超えて現実をドラマにしてしまう。ある意味、悪魔のプログラム。

今回は、衣装の裾を靴に固定するベルト部分のベルクロ(面ファスナーとかマジックテープともいう)が演技中に外れちゃったみたいですね。
直接点数には響かないとは言え、一旦音楽が切れた後、もう一度集中するのは大変だったと思います。それでも動じずにミスなく滑り切って優勝。大ちゃんかっこいー!!

プログラムを一つの「作品」としてまとめ上げたい彼にとっては、この中断は悔しかったかも知れませんが、でもこれでまた一つ経験値を稼いで男を上げたんじゃないかと思います。
SPで、点数も高くて順位もトップ、なのに演技の内容に満足していないというコメントを読んで、この人が今だに点数についてよく分かってないのは、多分点数自体にあんまり興味がないからなんだろうなと思いました(いつまでもこのままではダメだと自覚はしてるようですが)。
それよりも、プログラムを自分が理想とする「作品」として創り上げることが大事。そういう所がアーティスト的だと思います。

去年の12月から続いた怒濤の試合&ショーラッシュも、これにて3月の世界選手権まで一段落ってとこでしょうか。
果たして、世界選手権では一体何が起きるのか。
嬉しいドラマが待っていることを祈りつつ、溜まった画像データを編集しながらその時を待つことにします。

***

余談ですが、ユニバーシアードの公式サイトのデザインが素晴らしく必要以上にオシャレでPOPで驚きました。流石イタリア。FIATがスポンサーに入ってますね。

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