最近マンガもアニメもあんまり見なくなっちゃったんですが、コレは何となく惰性で買い続けてます。
自分で読むぶんには面白いけど、他人にはあんまり勧めたくないマンガ。
忘れた頃に思い出したように単行本が出るから逆に買いやすいんですよね。
ていうか、毎回毎回たかが漫画の連載が再開されるだけでニュースになるって日本どんだけ平和なんですか。
***
そういう訳でハンター×ハンター。最初の頃は確かクラピカが好きだったような気がするんですがそれももうすごく遠い昔の事のような気がする。
そしてまたなんかものすごいことになっている…。
思えば幽遊白書の時もそうでした。最初は普通に「少年マンガ」だったのがなんかだんだんだんだんものすごいことになっていきそして…作者がぷっつんしてしまった(「ぷっつん」なんて死語もいいとこだけど、そうとしか言い表し様がない)。
ぷっつんした冨樫はそのまま消える…と思ってたら、「レベルE」で戻って来た。
週刊ペースを諦めて月イチ連載で、最初から最後まで色々すごいことになっていた。
そして「ハンター×ハンター」連載開始。「レベルE」でやりたいことやって気が済んで大人しく週刊ペースで「少年マンガ」を描くのかと思ってたら、やっぱりこう色んな意味でだんだんだんだん…。
なんかもう、この人は一生こうなんだろうなと思うしかないんでしょうね。
「『才能』とは、何かが欠落している事を言うんだ」っていうの、この人見てると分かる気がする。
***
それにしても最近思うのは、所謂「美人キャラ」じゃない女性キャラの描き方すごいなという事。
少年マンガだと、男性キャラは見た目が三枚目だったりイロモノだったりおっさんや爺さんでも、キャラの描写によって魅力的に見えるキャラって沢山いるけど、女性のメインキャラは美女か美少女と相場が決まってるじゃないですか。
ハンター×ハンターにも美女&美少女は結構出てるけど、最近はやたら「美人じゃないのに魅力的」な女性キャラが多い気がする。
最初はキルアの所の執事見習いのカナリアが。お世辞にも美人って顔じゃないのに、キルアを想う様子がいじらしくて可愛かったのが印象的でした。
ヨークシン編に出て来たセンリツは、最初はそもそも女に見えなかった(そうなったのは呪いのせいらしいけど)くらいなのに、ヨークシン編終わる頃にはすごくいい女に見えた。あと、パクノダの散り際も潔くて美しかった。
そしてコムギ。普通ああいうヒロインポジションは可憐な美少女と相場が決まってるのに…。
そこにあの愚鈍で見た目も冴えない少女が収まっていることに違和感がないのは、ここに至る迄の時点で彼女の『魅力』を描き切ってるからでしょうね。
あと、パームね。見た目どころか中身もヤバい電波娘だったのに、こんなにカッコ良くなるなんて。
***
あと最近、ゴンとキルアの描写が気になります。
ゴンは田舎でのびのび育った素直で素朴な「普通の子」だったはずが、素直さというか純粋さが暴走してある種の化物のようになってしまっている。
片やキルアは、暗殺者一家の英才教育を受けた天才くんというチート設定キャラだったのに、最近「普通の男の子」っぽい描写が増えて来た。これ、意図的に描写を逆転させてるんでしょうか。
ゴンにしろ幽助にしろ、「純粋」なキャラの怖さは一貫してこの作者は描いて来たような気もするし。
それにしても、友達が欲しかった、ゴンという友達が出来て嬉しい、ずっと友達でいて欲しいっていう年相応の子どもらしい気持ちが伝わってくる最近のキルアって何かかわいいなあ(ついでにタコもかわいい)。
***
そしてこの話はいつになったら終わるんだろう。
ていうかちゃんと終わってくれるのか最後まで油断できないっていう幽白のトラウマ。
表紙からして、どこへ向かってるんだっていう。
自分で読むぶんには面白いけど、他人にはあんまり勧めたくないマンガ。
忘れた頃に思い出したように単行本が出るから逆に買いやすいんですよね。
ていうか、毎回毎回たかが漫画の連載が再開されるだけでニュースになるって日本どんだけ平和なんですか。
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そういう訳でハンター×ハンター。最初の頃は確かクラピカが好きだったような気がするんですがそれももうすごく遠い昔の事のような気がする。
そしてまたなんかものすごいことになっている…。
思えば幽遊白書の時もそうでした。最初は普通に「少年マンガ」だったのがなんかだんだんだんだんものすごいことになっていきそして…作者がぷっつんしてしまった(「ぷっつん」なんて死語もいいとこだけど、そうとしか言い表し様がない)。
ぷっつんした冨樫はそのまま消える…と思ってたら、「レベルE」で戻って来た。
週刊ペースを諦めて月イチ連載で、最初から最後まで色々すごいことになっていた。
そして「ハンター×ハンター」連載開始。「レベルE」でやりたいことやって気が済んで大人しく週刊ペースで「少年マンガ」を描くのかと思ってたら、やっぱりこう色んな意味でだんだんだんだん…。
なんかもう、この人は一生こうなんだろうなと思うしかないんでしょうね。
「『才能』とは、何かが欠落している事を言うんだ」っていうの、この人見てると分かる気がする。
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それにしても最近思うのは、所謂「美人キャラ」じゃない女性キャラの描き方すごいなという事。
少年マンガだと、男性キャラは見た目が三枚目だったりイロモノだったりおっさんや爺さんでも、キャラの描写によって魅力的に見えるキャラって沢山いるけど、女性のメインキャラは美女か美少女と相場が決まってるじゃないですか。
ハンター×ハンターにも美女&美少女は結構出てるけど、最近はやたら「美人じゃないのに魅力的」な女性キャラが多い気がする。
最初はキルアの所の執事見習いのカナリアが。お世辞にも美人って顔じゃないのに、キルアを想う様子がいじらしくて可愛かったのが印象的でした。
ヨークシン編に出て来たセンリツは、最初はそもそも女に見えなかった(そうなったのは呪いのせいらしいけど)くらいなのに、ヨークシン編終わる頃にはすごくいい女に見えた。あと、パクノダの散り際も潔くて美しかった。
そしてコムギ。普通ああいうヒロインポジションは可憐な美少女と相場が決まってるのに…。
そこにあの愚鈍で見た目も冴えない少女が収まっていることに違和感がないのは、ここに至る迄の時点で彼女の『魅力』を描き切ってるからでしょうね。
あと、パームね。見た目どころか中身もヤバい電波娘だったのに、こんなにカッコ良くなるなんて。
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あと最近、ゴンとキルアの描写が気になります。
ゴンは田舎でのびのび育った素直で素朴な「普通の子」だったはずが、素直さというか純粋さが暴走してある種の化物のようになってしまっている。
片やキルアは、暗殺者一家の英才教育を受けた天才くんというチート設定キャラだったのに、最近「普通の男の子」っぽい描写が増えて来た。これ、意図的に描写を逆転させてるんでしょうか。
ゴンにしろ幽助にしろ、「純粋」なキャラの怖さは一貫してこの作者は描いて来たような気もするし。
それにしても、友達が欲しかった、ゴンという友達が出来て嬉しい、ずっと友達でいて欲しいっていう年相応の子どもらしい気持ちが伝わってくる最近のキルアって何かかわいいなあ(ついでにタコもかわいい)。
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そしてこの話はいつになったら終わるんだろう。
ていうかちゃんと終わってくれるのか最後まで油断できないっていう幽白のトラウマ。
表紙からして、どこへ向かってるんだっていう。
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