TBA

(仮)

そろそろ読書の秋

2018-09-16 | 本と雑誌

ゆうべ、花火の音が聞こえた気がしたけれど…


この時間に30℃ 湿度が70%

それでも夏真っ盛りのころとはくらべものにならないはず。

でも、その時分よりもすごくしんどいのはなんでだろう。


ゆうべは晩ごはんのあと、

うたた寝しないで早めに寝るつもりが、

「ふしぎ発見」のあと、

「美の巨人たち」がはじまる前にうっかり寝てしまって、

目がさめたのは「向上委員会」が終わるころ。


それでペースがくるってしまって、

ベッドに入ったのが4時ごろで、

やっと寝付いたのはもう明るくなってから。

せっかくの休みなのにずっとしんどかった。




「ふしぎ発見」のフェロー諸島がすごくよかった。

ちょっと前にやってた「スターウォーズ」のロケ地とよく似た感じで、

日本にはなかなかない感じの島。


いちおう名前だけは知ってて、

ワールドカップのヨーロッパ予選で、

サンマリノなんかと同じような感じで

得失点差稼ぎに使われてしまってる国っていうイメージだった。


人口が5万人くらいだとやっぱりきびしいんだろうな。

うちの地元もけっこういなか扱いされてるけれど、

8万人近くいるみたいだし。




「ほそ道密命行」読む。

この方の本、手あたりしだいに読んで、

いままではずれはなかったのだけど、これはちょっとあわなかった。


長屋もののような説明しすぎるくらいていねいなものと、

「三悪人」みたいな疾走感のものがあるように思うのだけど、

これはどっちでもない感じ。

芭蕉本人ではなくて、弟子が隠密っていうのはおもしろいんだけど、

旅に出ないといけなかった理由がわりとすっきりしないのが、

あんまりはまらなかったところなのかな。

ふつうに旅をしてて陰謀に巻き込まれる、くらいのほうがよかったかも。


でも、広重もそうだったけど、

実在の人物を使うのがほんとにうまいと思うし、

有名な俳句を絡めたエピソード作りもさすが。

師弟の間というか男どうしのちょっと妖しいところなんかも、らしい感じが。


田牧さんの本によく出てくる、男どうしの関係に、

姐さんって呼びたくなるようなかっこいい女性や、

ちょっと生意気な女の子がからんでくるっていうのは、

オノナツメさんのマンガにちょっと近い感じもする。
コメント
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