起きないといけない時間の30分前に目がさめる。
二度寝するとまずいし、起きるには早い。
起きたけど。
30分ではとくに何かできるわけでもないけれど、
ぼんやりしてるとあっという間に過ぎて、
結局、遅れそうになる。
ほんとに30分ムダにしただけっていう。
時間の使いかたってほんとにむずかしい。
「読書の価値」という本を読んだ。
この方の小説はけっこう読んでいて、おもしろいなあと思うものと、
そう思って、いちおう先にシリーズをそろえたものの、
しばらく読んだら飽きてしまって、途中で放り出したままのものもある。
話作りはほんとにうまいと思う。
それに、飽きたというかしんどくなっただけで、
おもしろくなくなったっていうわけでもない。
でも、登場人物に共感できたことはなかったような。
登場人物は人を突き放したような感じだったり、
興味のない人、物にはなんの関心もない感じだったり。
こういう本を読むと、作者自身がそういう感じの方のよう。
入院中にノートを作ってくれた同級生のことを、
冷たく、でも的確に評価してるところとかも。
読書の価値ってやっぱり人それぞれで、
純粋に知識を得るために読む人もいれば、
それよりももっと現実的な利益のために読む人もいるし、
ただ、楽しみのために読む人もいる。
まあ、人それぞれでいいんじゃないのかな。
「和風総本家」終わっちゃうのか、残念。
と思ったら、二代目って。
「世界の哲学者に人生相談」はほんとに終わるのかな。
再放送が多くて、半年やったわりには13回。
もうちょっと見たかったな。
マニュアル依存って、完全主義の裏返しなのかも。
そのとおりにやらないといけないっていう強迫観念のような。
ブリコラージュとかむずかしい言葉にしなくても、
臨機応変に、その場にあるものでとりあえずなんとかできれば。
建築関係の仕事をしていた時に、すごく頼りになる職人さんがいて、
その人はなにかトラブルのあった現場に行くと、
部品があろうとなかろうと、その場でとりあえず使えるようにしてくれる。
もちろんあとで、部品を取り寄せて本格的な修理はするんだけど、
とにかく、できないとか、ムリとか、ほとんど言わない人だった。
なにごとも経験なんだろう。
ある程度、経験が積めれば、
今度はマニュアルにしばられることのほうが、
しんどくなってくるものだと思う。
名前はむずかしい。
名は体を表す、ともいうし、
看板に偽りあり、みたいなことも。
お笑いのコンビ名にしても、おかしな名前だなあと思ってても、
売れると最初からいい名前だったみたいに感じるし、
売れてない人だといつまでも妙な名前に思えたり。
記号のようなもの。それ以上でもそれ以下でも。
やるべきことをせいいっぱいやっていれば、
中身は後からついてくるものなのかな。
今の世界が現実かどうかっていうのも同じような。
「かりそめ天国」は、
時間があわないのもあってあんまり見なくなった。
でも、徘徊のほうはわりと見る。
マツコさん、酔わなくなったっていうけど、
あの頭の回転の速い人が言葉に詰まったり、
顔にうっすら汗をかいたりしてるのを見てると、
じゅうぶん酔っぱらっている人のように見える。
自分の理想の酔い方と現実の酔い方とが、
だんだんずれてきてあわなくなってるんじゃないのかな。