そろそろコート着ないと寒いかなあ。
と思いつつ、まだ出してない。
でも、日なたにおいた車に乗ったら、
ちょっとぽかぽかするくらい。
オススメの小説、を書こうかと思ったけど、
「ZOKU」は読みきれないまま期限が来そうだし、
もう1冊借りてきた、女王のなんやらは2週間ではむり。
そのかわりエッセイと新書。
「工作少年の日々」のほうはふつうのエッセイ。
よくいえば遊び心の多い、余談の多い文章。
模型屋さんのちょっとコワい感じなんかわかる気がする。
むかしながらの古本屋さんとか、
中古レコード屋さんにも通じる感じ。
「読書の価値」読んだのは2回目らしい。
読みはじめるとけっこう思い出す。
そういえば、映画とかドラマとかアニメでも、一回では内容を覚えきれない。
うかつに生きてるんだろうな。
まあ、人は人、自分は自分。
学生時代に入院したときに、
わざわざノートを貸してくれた友人たちのエピソードでちょっと驚いた。
それにしても、この本読んだあとにはおススメの本なんて書けない。
「ゴールデンカムイ」を。
先週の死に場所を探した男と生きる目的を見つけた男。
クルミ入りのかねもちっていう小道具も効いてる。
"社会派"ミステリーみたいだった。
鶴見中尉に"人望"がある理由も。
今週もまたよくできた話で。
尾形に対する御曹司、鯉登や弟。
祝福されて生まれた者と呪われて生まれた者。
送られるヒグマと花沢中将。
ヒグマ鍋とあんこう鍋。
鶴見中尉に対しての尾形と谷垣。
谷垣に受け継がれた二瓶の村田銃と、尾形がいつもかかえている三八式。
尾形と谷垣では二瓶やチカパシのエピソードも、
ことごとく対比になっているような。
あと、二瓶によって兵士からマタギにもどった谷垣と、
まだすさんだ兵士が消えないままの杉元。
あっちの世界でも金…みたいな話をしてたときのアシリパの顔。
杉元はもとの杉元にもどれる時がくるのか。
アシリパさんと干し柿食べられるといいのだけど。