以前少しだけ紹介した両手フォアハンド打ちの少女。少し大きくなって、合宿から1年ぶり、かなり締まって帰ってきた。この度、許可を得てYouTubeに動画をアップした。プロでも見たことのない、驚異の両手フォアハンド。見てるだけで楽しくなる完成度。両手ダブルハンドではない、左右の手で自在にフォアハンドを打つという意味、念のため。従って彼女にバックハンドは無い。あまりのスムースさに、まったく違和感がない。炸裂する正真正銘両手フォアハンド。なぜかOCNで動画が張れなくなっているので下記にURLを記す。
http://www.youtube.com/watch?v=d_EwOpdtaCE
前回、アップしたカッティングボード。簡単なものだが手順はけっこうある。今回4枚ほど作ってみた。自分用に手順を記しておく。栓などやわらかい材で作ればいいかも。今回も材はナラ、取っ手はブラックウォールナット。このツートンが結構好きだ。
1.荒木の板、節や傷んだ部分を避けながら2枚分ずつにカット(400×2=800mm)、少し余裕(10mm)を入れて切る
2.自動鉋にかけて反りを取る
3.手押し鉋でサイド(木端/こば)のカネを出しておく
4.テーブルソーで寸法(400mm)に切る(または丸ノコで数回に分けて切断)
5.巾をそろえる
(墨付けしてテーブルソー、丸ノコ、手押し鉋、手鉋いずれかで整える)
6.まず裏面にペーパーを#60、#120、#240、#400と、かける
7.焼き印を入れる
(焼き印は意外に難しいので、先にいれる。失敗したら自動鉋で削り同じ行程を繰り返す)
8.ハシバメ用のスリットを入れる(ブカにならないように、慎重に墨付け。治具をセットし5.5mmのミゾキリで両側から2回引く)
9.カッティングボードのもう片面もペーパーを掛ける
10.パン切り溝の墨付け用、原寸画用紙をセットして墨付け
11.先の木端にテープを張ってむしれを予防
12.システムバークランプをセットして、今回5本の溝をミゾキリで切る
13.すべての角や溝に鉋とサンドペーパーで面取りする
14.取っ手部分に墨付けカットし、フォースナービットで両側から穴を開けておく
15.穴の部分にサンドペーパーをかけ目違いを取る
(市販の穴用ペーパーをドリルにセット)
16.取っ手部分にペーパーを掛けながら、スリットに収まるよう調整
17.取っ手をクランプで、じんわり押し込む。少量のボンドも使用
18.はみ出た取っ手部分を卓上丸ノコでカット
19.目違いやむしれ、隙間がある場合、鉋やペーパーで整える
20.テカった部分などを、#400で整える
21.取っ手の接合不良で穴の開いた部分は、ペーパーカス糊で埋める
(サンダーの切りくずをボンドと混ぜる)
22.再度全体にペーパーかけ
22.くるみ油で塗装(ハケ塗りしてウエスで拭き取った)