LUSTYHOUSE

まだ、もう少し作ること、動くこと、想像すること、楽しむこと。気ままに、思うことを書いてます。

ウッドデッキ

2008年12月25日 | 工作

 数年前ウッドデッキを作った。庭に設置するので低いものにした。ブロックを埋め、塚石とする。湿気を防止するためのゴムマットをブロックに敷き大引を何本か渡す。防腐処理済みの2×6材をビス留めしただけの簡単なものだ。塗料は定番キシラデコール105番カスタニ3.4L。組み立て前に3度塗る。これでも何とか形になってると思っていたが、HPで拝見する素人ウッドデッキはまことにすばらしい。作る時はぜひネットサーフィンしてみて下さい。舗道板も自分で埋めたのでゆがんでる。プロの名誉のため書いておきます。
 4×4材3652mm 6本、2×6材 30本、ステンレスビス 300本、塗料 2缶、ブロック 20個。予算約10万円弱。余った2×6材でベンチ6個も作成。

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水引き(みずひき)

2008年12月22日 | 工作

 のし袋ではない。木工用語。木工作品が完成した後、塗装の前に行う。70~80度のお湯に浸したスポンジなどで作品の表面を拭くのだ。木の繊維を立たせ、サンディングペーパーで研ぐ。この作業を数度行うことによって、塗装後の毛羽立ちをおさえることが出来る。必ず材の全面を湿らせる。片側だけだと、表裏の水分バランスが崩れて材が反ってしまうこともある。
 いきなりニスなど塗ると、表面がざらざらしてくる。せっかくペーパーで研いでも台無しになる。


キャビネット

2008年12月18日 | 工作

 絵の道具(アクリル、水彩)を入れるキャビネット。余った集成材で作った。すべていも接ぎ。どうせ汚れるので塗装はなし。抽斗(ひきだし)2個、下段はコンプレッサーやタンクを置く。コンプレッサーに電源を入れるために、外側にスイッチを付けた。ピースのスタンドは鬼目ナットの埋め込み。抽斗のレールはコの字型の金属(軽天の材)。市販のステンレス製ベアリングレールはスムースだが、取り付けがシビアで価格も高い。抽斗の把手と側面のバーは中古。かさばる道具もきれいに収まる。片付けが面倒だと、絵を描くのも億劫になる。なんでも、すぐやれることが肝心だ。キャビネットはそのまま押して左のテーブル下に収納する。絵を描くのも工作も同じ場所(汚れてもかまわない)で行う。

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下端定規

2008年12月15日 | 木工道具

 真っすぐを、昔はどうやって実現していたのか。小さい平面ですら、たやすくはない。驚くほどの技がある。下端定規だ。木工教室ではこれを最初に作るらしい。二枚の板の木端を同時に削り、重ね合わせ光にかざすとかすかに光が漏れる。この隙間をなくせば二枚は「真っすぐ」が出た定規として使うことが出来る。なぜ二枚必要か、木材で作るので狂うことを前提にしている。常に二枚を合わせてみて確認しているのだ。光の漏れ具合で隙間の幅を感じる。この定規があればカンナの下端など小さな平面はほぼ確保できる。当然ながら現在ではステンレスで狂わない下端定規が市販されている。「木工手道具入門」に作り方が解説してある。一つ作ってみた。
 長い直線では墨壺というのがある。墨をつけたくないものには、チョークの粉が使われる。この知恵もなかなかのものだ。いつ発明されたか知らないが(ピラミッドの時代からあったという説あり)、現在でもやっぱり墨壺なのだ。墨壺を使う大工の素早い技には見とれてしまう。未だに部屋の基準線を出す技は不明のままだ。なかなか的確な記述がない。ただ「基準線をだして…」と、あるだけのものが多い。これなくして、フローリングは施工出来ないはずだが、幸運にもこれまで3度やって失敗無し。
 30mと50mのメジャーも買ってはみたが、測る場所は無かった。

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吉田拓郎

2008年12月13日 | ぼやき

 久しぶりで吉田拓郎を聴く。中国新聞で連載中の物語で、ひょっこり思い出してしまった。結婚したとか再婚したとかの記事は覚えているが、興味はない。体を悪くしコンサートをキャンセルした、という記事は読んだ記憶がある。レコードはおおかた買った。世はCDに移行。買い換える気になれずにいた。レコードはもはやプレーヤーがない。
 当時ボーカルキャンセラーという機械を買った。ステレオ録音で中央に定位する音を打ち消す、というもの。ボーカルはかすかに残るが、本物と同じカラオケが出来る。イントロのギターが気持ちよいので市販のカラオケは買う気がしなかった。このためにWカセットデッキが無かった時代、高価なテープデッキを2台も購入。作成したカラオケに吹き込んだテープもある。数十年は鳴らしてない。テープの寿命検査もかねて聴いてみよう。
 最近吉田拓郎ベスト盤を、同世代の同僚から借りた。吉田節が蘇った。「いつも土砂降り」じゃなかった「たどり着いたらいつも雨降り」を、つい一緒にがなってしまった。彼の歌にただよう重たい空気感が何とも言えない。
 最近デノンからUSBメモリに直接録音できるフルオートレコードプレーヤー「DP-200USB」が出た。標準価格:31,500円だが、実売は22000円くらい。アナログレコードを再生(は当たり前)し、音声をデジタルファイルに変換(はこれまでもあった)して接続したUSBメモリなどに直接保存できる(ところが新しい)。保存形式はMP3で、ビットレートは 192kbps。気持ちが揺らぐが、MP3というところがちょっと引っかかるのと持ってるLPが30枚程度なので、どうなんだろう。かなりレコード鳴らしてるので、雑音取るのが大変かも。
 レコードの無録音部分を検知し自動的にトラック番号を記録する編集ソフト「Trans Music Manager」(Windows Vista/XP/2000対応)も付属、とあるがMACには対応しないだろうしね。

Takuro 32


デロリアン

2008年12月10日 | 

 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が公開されたのが1985年。全部で3作作られた。この映画に登場するのが「デロリアン(DMC-12)」の改造タイムマシン=写真右は売りに出されたレプリカ=。映画はヒットするが、公開時にはデロリアンを作った会社はもうなかったらしい。この車は多くの人が覚えていると思う。なんといってもガルウイングドアはインパクトがある。2008年、デロリアンを限定生産。という記事がでていたが、どうなったんだろうか。
 このデロリアンをEV(電気自動車
に改造している人が広島に、というより社内にいた。初めて話しを聞いたのは、1年以上前だろうか。デロリアンの事故車がある、「どうしようか~」かなり悩んでいた。このときはEVの話はなかった。
 2、3カ月前ホームページを作っているので見てくれ、とやってきた。”デロリアン”で検索すると「デロリアンEV化計画」というずばりのタイトルで、1ページ目に出てくる。写真や動画で奮闘を伝えている。まったくすごい事を考えるもんだ。出来ると思うところがすごい。いよいよタイヤが回り、完成間近。来年は車検だそうな。
 音もなく駆け抜けるデロリアン。塗装はなくステンレスのまま。まさにタイムマシンのようだろう。
「Who killed the Electric Car」というドキュメンタリー映画のことをこのサイトで知った。制作はソニー・ピクチャーで、DVDも発売されているらしい。ぜひ観たい映画だ。
Thumb Delorean_3
 


これなんだシリーズ第5弾

2008年12月05日 | これなんだ?

 ついに発見。本物というか、元祖宛名印刷を消すためのスタンプ「ケシポン」です。プラスステーショナリーの製品。「特選街」での特集で知る。デパートで例によって類似商品は売られていたが、スタンプの柄が違う。アルファベットを使用したこの製品がかっこいいのだ。「消せればいいのでは!」とはいかない。
 これまではマジックで塗るか、シュレッダーに通していた。ビニール袋に貼られたものもあり、ちょいとやっかいだった。毎回不便だったのに、自分で思いつかなかったことが残念だ。考えられそうで、なかなか思いつかない。試行錯誤の末アルファベットになったらしい。開発者に敬意を表し、ぜひ元祖のスタンプをお求め下さい。1000円くらいだったと思う。広島市中区「東急ハンズ」の文具売り場。宅配の宛名や郵便物、これさえあれば安心して捨てることが出来る。

Plus Kesibon


ボートの免許

2008年12月03日 | 釣り

 免許を取るのは比較的簡単。免許を取るというより、買うに近い(10万くらい)。だが、ボートを持つのは夢だ。免許の講習を受けているうちに、ボートを持とうという気力がなくなった。若いうちにと思って免許を取ったのが1986年、会社で講習を受けることが出来た。4級船舶だったが、改正で現在は2級。限定ジェットスキーもできたようだ。ボートを買ったのは2003年。実に17年間、1度も乗ることなくペーパードライバーだったのだ。途中失効したが、車の免許と違い講習を受ければOK。
 広島では船が置ける場所は限られている上、高額だ。ボートを長期間放置していると不安だから、月に2、3回は乗ることが必要。このノルマがなかなか達成できない。3、4年も経つと2、3カ月に1度ということになりかねない。現在まさにこういう状態。メンテナンスも怠れない。海の上でエンジンが始動しない、経験したくないものの一つだが一度ある。海上保管では船や船底の掃除など定期的に行わなければならない。台風も気になる。とうてい一人でまかなえるものではない。
 ボートを持つきっかけが出来たのは、仲間が出来たこととインターネットとBOAT FISHING(雑誌)のおかげだろう。労せずしていろいろな情報を手に入れることが出来る。船を買う前に、当然置く場所を確保しなければならない。陸置きで比較的安いマリーナをBOAT FISHINGの広告ページで見つけた。ガソリン注入やメンテナンスもお任せだ。インターネットで安い船を見つけたのも動機となった。釣りがメーンなのでフィッシングボートにした。小さいながらトイレも完備する。なにより家人がこれほどの釣り好きだったとは、思わぬ発見。共通の趣味などないと思っていたが、60を前に一緒に遊べることが増えた。
 今年5年目、初めての船検を受けた。3年目には中間検査がある。といってもマリーナ任せ。どんなことをするのか、立ち会ったことがない。新しいシールが来ていた。車と違い検査や所有に税金はかからない。3年ごとの検査料(3万円程度)だけだ。
 運転は簡単、ただ桟橋に着けるのはなかなか上達しない。難しく毎回緊張する。運転の楽しさなどはない。水面は意外と硬く、乗り心地は悪い。海は危険だし、寒い。天気予報で風力と波高は事前に調べる。波0.5m以上では出ない。波が0.5m以上だと、船が軽いので釣りにならない。ポイントをあまり知らないので行動範囲は狭く、釣果は芳しくない。120リットルタンクで、半径60キロまでの範囲が最大エリアだ。100馬力4サイクル船外機、ガソリンエンジンで燃費は車とは比べものにならないくらい悪い。リッター1キロちょい。1回の釣行で平均2、30リットル消費する。せっかちなので海の上でのんびり、とはいかない。
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