最近G4(Tiger)のご機嫌がちょっと悪くなった。起動して時間を置かずにスクロールなどするとたちまちストップ。やむなく強制終了。再起動後は順調なのだが、オークションもしているので、少し不安。もう長年使っているし、MAC関連の雑誌を読んでもTigerの話題など無く読む気になれない。定年の記念にiMAC27インチを買うことにした。併せてSANWA IEEE1394b ケーブル KE-B961W(9pin-6pin)、Time Capsule -1TB 、Apple Remoteも注文した。Apple Storeで¥202,561。これまでで一番安いMacだ。
3月15日に注文、1週間後新しいやつがやってきた。さすがに27インチはでかいし、見上げる姿勢になる。高さ調節も欲しいところだ。やむなく椅子を高くした。早速起動。セットアップの指示に従ってG4とiMACをファイヤーワイヤケーブル(ファイヤーワイヤ800と400を接続するためのケーブル)でつなぐ。1回目はG4を認識できなかったが、2度目の再起動で認識する。G4の設定や書類、アプリなどを一気にコピーする。再起動後ほとんどの設定はTigerのまま(ありがたい)、ソフトも大半が動いた。特にNewNOTEPAD Proが動いたのは嬉しかった。インターネット接続も問題なし、Safariが驚くほど速い。無線マウスも思ったより軽く快適。キーボードはUSBのテンキー付きUSとした。画面が大きくなったぶん表示される文字が小さめで、ちょっときついがしかたない。
続いてTime Capsule -1TBをネットワークに接続する。以前使っていたHD-1TBもUSBでTime Capsule に接続。AirMacユーティリティーを起動し設定する。フォルダーの共有には確かに存在するし内容も表示されているのに、マウントしない。試行錯誤の末、ファインダーの移動→サーバーに接続でマウントした。その間システム環境設定のネットワークと共有をいじり倒す。これまで無縁だったのでネットワークは敷居が高い。G4からの接続もまた悪戦苦闘だった。なんとか両方で同じHDに書き込める状態となった。つながってはいるものの確信はない。Time CapsuleにUSBでつないでいるHDのバックアップも出来ていたが1回分のみ。アップルリモートはけっこういい。Macがコンポになる。
それにしても広すぎるiMACのグラウンド。
マルスの石膏が我が家にある。小磯良平の芸大にあるマルスの石膏デッサンに惚れて、結婚祝いに所望したものだ。まったく失礼だが誰からもらったのか、思い出せない。家人の友人達から贈られたものだった。
小磯の描く人物は顔が似ている、きっと好みの顔があったのだろう。同じモデルかもしれない。作品のポスターを入手したので描いてみた。日常的に絵を描く習慣はなく、壁が殺風景なら絵も描く。といっても30年以上油絵は描いてない。MACを使うようになってから絵の具を出すのさえ億劫になった。絵を描くのは楽しくはないからだ。ゴミを作っている、という恐怖と緊張に耐えられるのは、抑えきれない情熱を持ち、自分を信じることの出来る人間だけだ。絵を描く人間はあまたいるが、新しい見方を発見し提示できる人はそうはいない。画く意味を見いだすのは当然ながらたやすくはない。
今月号には目新しい製品がない。特集はデジカメ、ビデオカメラQ&A100。さまざまな使い方の疑問に答える。
■アイロンが新しい形状になった。パナソニックNI-WL600。こっそり買ってホワイトデーにプレゼントしては、との提言。最安10894円
■体重計に乗るだけで測定データがネット上に自動登録される。コヴィア・ネットワークスのWifi Body Scale。乗る人を自動判別、無線LANで記録データをアップする、という。17800円とやや高い。ま、自分の身体データを記録している人で、煩わしく思っている人には価値ある製品だろう。
■春はビデオカメラが売れる季節らしい。そこで最新モデル15機種のテストを行っている。結論だけ言うとイチ推し!はSONY・550V。CXとXRどちらも可だと。性能は同じだが、記録メディアがメモリーとHDDに分かれる。
■iRobot ルンバ577 お掃除ロボット。時々家電店でも見かける。日本のメーカーは参戦してないようだ。我が家の床を見てみると自走できそうな所はほとんどない。狭いところには入れないだろうし、ほしい製品ではないが編集部員の「自腹でCHECK!」にて大絶賛。
かねて構築中のJimdoホームページがほぼ出来上がったのでよかったら見て下さい。ブログから木工関連の記事を移設しただけなので新しい記事はありません。HTMLやCSSの知識が無くともホームページが出来る、まったくすばらしいです。しかも無料(500MB)。
ホームページを構築するためのほとんど全てのツールが揃っています。ショップを開くツールまであるのには驚きです(LUSTYHOUSEでは使ってません)。メールでの問い合わせにもレスポンス良く答えてくれます。こんなことがしたいのに出来ない、という不満は今のところ見あたらない。
ワープロソフトより簡単で、見たまま、覚えることはほとんど無い。「こうでなくっちゃ!」とは友人の口癖ですが、ほんとインターフェースに優れています。ユニークなのは隠しページ(編集する時の材料を入れている)や記事を持ったまま移動出来る機能(ページ間の移動も可)写真は3タイプの表示、もちろん動画も張れる。写真もふんだんに使い32ページで約100MB使用。まだまだ余裕がある。
Jimdo LUSTYHOUSEはこちらhttp://lustyhouse.jimdo.com/。
手道具の定番。ホゾ穴を掘ったり、切り欠きを落とすのに必要。もらい物や安物だがなくてはならない。ほとんど叩き鑿、一部柄が長くカツラ(金属の輪っか)のないものは体で押しながら使う、突き鑿という。文字通り叩き鑿は金槌で叩きながら使う。丸鑿(刃が彎曲している)は研げそうにないので持っていない。
鑿も鉋と同じく使う前に仕込みが必要。写真1枚目は買ったばかりの状態。カツラを外して頭を木殺し(金槌で叩いてすぼめるということにしよう)、カツラを下げ(青いキャップのような金属の道具をはめて叩く)頭を少し露出させる。次に頭の部分を外に広げるように叩き延ばす。写真3枚目の状態になればOKと思う。
研ぎは裏押しし、鉋と同じく仕上げるのだが面倒なので回転砥石で適当に研いだあと仕上砥石で研いでいる。穴を掘る場合切れない鑿は情けない。木目に直行して鑿を入れると繊維がよれてぼろぼろになる、欠けて穴になる。ズリッと切れる鑿を一度は使ってみたい。穴はほとんど隠れる場合が多いので、素人木工では掘れればいいとしよう。