「福田繁雄大回顧展」(広島県立美術館)を観てきた。名を知らなくても、誰もが一度は見たことのある先品だろう。どれもとびきり面白い。湧き出るアイデアで常にアドレナリン全開だったのか、はたまた苦しんだあげくの作品群なのか、知るよしもないが、工作大好きな「遊び」としてのユーモアあふれる作品を堪能出来る。どれも、福田以前にはない新鮮さで、見る者に興奮を与えずにはおかない。ユーモアの中に視覚トリックや二面性を閉じ込める。中でも異彩を放つのが、スプーンやホークで構成されたオフロードバイクの影だろう。他の作品はどれもシリーズとしてあるがこの作品だけ忽然と存在する。木工作品も愉快だし参考になる。エッシャーも立体のエッシャーには驚いたに違いない。自宅玄関のドアもノブの付いている方は開かない、テレビで見た記憶がある。
今回収穫だったのは、ペアチケットの存在だ。料金も大人1100円のところペアで1500円とリーズナブル。前売りだったと思う。ただ、他県での開催が、ずっと安いのはなぜか?
●スマホ用の外付けバッテリー、サンヨーのKBC-L27D(実3220円)には充電アダプターが付くので充電が早いとある
●家電選びの達人 サイクロン掃除機の高評価はパナソニックMC-SS310GX(実55300円)
●テストルーム AVCHD方式ビデオカメラ ソニーHDR-CX590V(実79200円)が42点と高得点
●iPhoneを接続すれば本格サイクルコンピューターiBike iDash CC(16800円)
確かにかっこいいのだが、値段がね
●boogie boardにメモリー機能が付いた。価格がamazonで1万円前後とやや高くなった。紙のいらないメモ用紙
天ぷらなどに使う菜箸を作ってみる。天ぷら職人が使う菜箸は先が太い。「がってん」によると、ころもを傷つけないためらしい。天ぷらは蒸し料理だという、衣に傷をつけて、油が衣の中に入り込むのは避けたい。従って使用する箸は先が丸く太くなっているらしい。確かに天ぷら屋の菜箸は太い。
樫木(カシ)を切ってストーブ用の薪作りを手伝った際、良さそうな材を持ち帰り乾燥(1年くらい室内で放置)。ナタで適当に割る。割ることで繊維に逆らわない角材が出来る。箸に使えそうな材をバンドソウでさらにカット、整える。手押し鉋、テーブルソーに通し、厚みが12mm程度になったら、治具の出番。適当な太さに削って形になったらドリルにセット、回転させながらベルトサンダーで箸先を丸く整える。電動ドリルのチャックに入れば、回転をかけながら手に持ったペーパーだけで箸先を丸くすることが出来る。さらにサンドペーパー#400で磨きをかける。塗装はなし。硬く白い材なので、なかなかいいと思う。
割れが入り完成出来たのは2善だけになった。次回はもう少し改善しよう。ということでまたカシを伐採した。バンドソーに乗せるため一部をチェーンソーでカット。木口にボンドを塗って1年乾燥させる。報告は1年後だ。
定年で年金生活者になってもうすぐ3年目。毎年確定申告を行う。もちろん税金の還付を受けるためだ。定年最初の年はまだ給与が少しあるので、税金が還付される。
甚だしく面倒な作業、何とか理解したつもりで書き込む。違ってれば何とか言ってくるだろう。昨年は郵送した数日後、ちゃんと還付通知が来た。間違っていても少額のため、見過ごされたのだろう。まずは定年後の大仕事が完了。
さて今年は、どうか。年金から源泉徴収された税額はわずかだが、家人が入院、手術したので還付を受けられる。家人に病院の領収書を探させたのだが、案の定無い。仕方なく健保の案内を添付(認められないかもしれない)して提出。文句あったら来い。還付のはがきが来た。めでたく今年も終了。
e-Taxなら控除もあり添付書類も省略。だが、なんとe-TaxはMacに対応していない。不公平だ。
テレビでは各局特集を組む。原発事故後、推進・反対いろいろあった。電気がなくなると脅されれば、やはり原発は必要なのかとも思える。電気が無くては生きてはいけぬ。世界一高いとされる電気代、事故でさらに上がることになったが庶民は受け入れざるを得ない。原発は事故を起こさない、ではなくて決して起こしてはならない設備だったのだ。なのに、この狭い日本で起こしてしまった。地震国に原発はもともと無理だったのかもしれない。想定外の津波だったと言うが、そもそも事故そのものが想定されていなかったのだから驚く。原発は爆発しないと原子力安全委員長が答えていた。政府に事故対応マニュアルが無く、無用の被ばくをした人も多数おられたのではないか。
原発の電源、実際は津波の打撃ではなく浸水で失われたという。福島の危険はアメリカからも指摘されていた、と報じられた。ずいぶん以前に指摘していた学者・高木仁三郎のことも知った。東電自身も高い津波を想定していたという。当然ながら東電幹部は無視、政府も何ら手立てを講じなかった。これまでM9程度の地震は何度も起きていた、津波もあったと、今になっていろいろ聞く。この震災で人命、国土、家屋、仕事など、多くのものが失われた。原発事故で政府、電力会社、マスコミの信頼も同時に失われたと武田邦彦氏は嘆く。
事故が起こってしまった以上、もう原発再稼働は無理だろう。核を安全に扱える平和利用など、すべては学者の思い上がりだったというほか無い。
こうなった以上考え方は簡単だと思う。さらにもう一度事故が起こったら、もはや原発を推進する勇気を、誰も持ち得ないのではないか。日本の国土を、何カ所も使えなくしてしまうにはあまりにももったいないし、なにより被害が甚大だ。一民間企業にとうていまかなえるものではないし、まかなうつもりもないらしい。しかも、お金では償えないものの方が多いのだ。再度事故が起こったら、原発廃止に世論は強力に動くだろう。今止めるのと、次に事故が起こってから止めるのと、どちらが得策か。答えは明白だ。2度あることは3度あったのが福島。
中国地方は島根原発を抱える。福島と同程度の事故が起きた場合を想定し、30キロ、40万人の住民の避難を他県に要請するというニュースを見た。バカバカしい。そんなことが本気で考えられているのが不思議だ。松江市を無くしてしまうのか。原発を止める方が簡単で安い、に決まっているではないか。人々の生活を根底から否定せざるをえない事故の想定など、あり得ない。現実にはそんな危ない橋を渡る人はいないと思う。「少々電気代が高く付く」、と比べられるようなリスクではない。他国でなく日本に起きてしまった以上、原発はもう我が国では無理だと思う。どんなきれいで説得力あるウソも、原発事故の現実の前では空虚だ。まして保安院や東電、政府の対応。「我々は日本人ですか」と問うた町長を、しっかり見届けたはず。ゴミ箱すら設置できない状態の原発、安全に運用できるようになるのは、もっともっと未来なのだろう。
「夢の高速増殖炉もんじゅ」の維持費に200億円かかると聞くと、そんなもんかと思うが、1日5000万円かかると聞くと「えっ」と思う。これを指摘したのは共産党、偶然国会中継を見た。億以上だと実感が無いが、万単位だと何となく実感がわくからいい指摘だった。実は原子力行政には、その10倍以上数千億もの費用がかかっている。もっと安全なお金の使い道があると思う。
尖閣周辺の海底に100年分の石油があるとか、メタンハイドレードも日本周辺にかなりある、というニュース。海洋を含めると日本は世界で6番目という大国。資源も無くはなく、海、森林、火山あり温暖で太陽もある。日本の将来はきっと明るい。50年前、100年前、500年前より現在の方が格段に良くなってるからだ。お菓子、ウオシュレット、冷蔵庫、テレビ、手術、薬、車、エアコン、飛行機、iPhone等々、きっと未来はもっともっと良くなるはずなのだ。SF映画が描く未来が汚く暗いのは、核兵器と原発があるからだと思う。
トリマーで作業すると、ほとんどの切りかすは自分の方に飛んでくると思えるほど、作業後は悲惨だ。そこで、なんとか集塵したい。看板を掘るついでに、試してみることにした。やっつけなのだが効果は抜群、ほとんど切りかすは飛んでこない。ホースは天井から吊って滑らかな動きを確保する。
トリマーには落ち込み防止にアクリル板(5mm厚、140×140mm)、少し大きめな物を付けている。トリマー手前の穴位置の右側を、百均のA4クリアケースを適当に切って(紙を切って形を取る)セロテープで止めている、彫り込む位置が見えなくてはならない。片方から集塵機のホースを突っ込んで吸い取る。アバウトだがなかなかの効果抜群。マスクもゴーグルもなし。もう少し見栄えのいいものにしたいのだが、メーカーに考えてもらわないと無理。ビット周りを密閉し、横ちょに集塵カプラをつければ出来上がりなのだが、メーカーは、道具は作るが使わない、のだった。
そこで、少し改良してみた。ただホースを突っ込んだのでは外れやすく見栄えが悪いので、ホース止め具を付けてみた。
前回作った丸ノコスライド治具。丸ノコの165mmを使用していたので若干だが、刃が材に負けて逃げていた。今回改良点は、丸ノコを190mmに変更。少し刃が厚くなった。最初から190mmを使うべき。それでも厚い材は深さを数回に分けて切る、段は出ない。
スライド丸ノコならこんな苦労も無縁なのだが、長い材はスライド丸ノコにも乗らない。集塵のためのヘッドカバーもペットボトルで作ってみたのだが、やはり集塵能力は悪い。メーカーで考えてもらわないと無理。取り付け可能な集塵ノズルは能率があまりよくない。持っている小型の集塵丸ノコはけっこう集塵している、丸ノコはすべて集塵タイプにしてもらいたいものだ。粉塵が飛び散るので少しでも吸塵、段ボールで折りたたみフェンスを作ってみた。見えにくいが先端の穴からも集塵機で吸い取る、W集塵。
卓上丸ノコもけっこう飛び散る、こちらにもフェンスをつけている例を見たことがある、工房が広ければ可能だ。