RockDiskが故障、いつの間にか認識しなくなった。電源も切れないし、赤ランプが点いたまま。IODATAにメールで問い合わせたところ、返事があった。通常は購入後2週間以内の保証しかないのだが、今回不良なら交換するという。今になって思えば、当初なかなか電源が入らなかったトラブルも、やはり不良だったらしい。途中から電源が入らなくなるというトラブルもあるようだ。HDDに良くないことを承知で何度も電源を抜いた。買ったことを証明するメールなり領収書類を添付して、宅急便にて修理センターに着払いで送れという。こういった商品のメールやパッケージは保存しておくにかぎる。しばらくして、HDDのデータを消して良いかとのメール。かまわないと返事する。
2週間くらいたっただろうか、RockDiskが帰ってきた。不良箇所は無いとの回答、念のためHDDは交換したとある。唖然、そんなはず無いでしょう、確かに突然ハングして電源も切れなかった。アンケートがあったので、文句タラタラしっかり突いておいた。
さてさて、またしても助っ人に連絡。今度は一発で緑のランプ点灯。iMacだけでなくG4からもアクセスできるよう設定中、またもやダウン。電源も切れない、同じ症状と思ったが電源を差し替えて起動したら起動できた。現在(2012.06.21)も起動中。
HDDがいきなり不安で、製品として成立するのかどうか。この製品購入後、HDD搭載済みのRockDiskが出ている。苦労して、しかも高くついたユーザーは、当然憤懣やるかたない。嫌みの一つも言いたくなる、実行した。だが、IODATAの対応はすばらしく、ちゃんと起動したし、HDDも新しくしていただいたらしい(中を見ていないので分からないが)。HDDを付けて出したので、たぶんHDD付きを購入と思ったに違いない。
キッチンをリホームした友人の依頼で食卓ワゴンを作る。一人暮らしなので食卓を兼ねたデザインにした。久し振りの大物、安くはない材料費を投じてもらうので実はかなりの緊張だ。主な材はタモ集成材(4200×510×30mm)2本、さすがに長く重い、ホームセンターに配達を依頼する。完成したらさぞかし重いだろう。抽斗にファルタカと栂(ツガ・抽斗の前板)、底板にシナベニヤ5.5mm。栂はバンドソーで切断後、ビスケットで接いで必要な幅を確保、自動鉋で厚さをそろえる。必ず逆目になるので自動鉋を掛けた後、サンドペーパーで処理する。抽斗の端にブラックウォールナットの木っ端を張り付けた。
抽斗の受け桟の端にも、ブラックウォールナットのくさびでちょっとアクセント。ブラックウォールナットは端材をオークションで購入。取っ手はブビンガ、指の入る溝をテーブルソーで切り欠く。天板を取り付けると作業場から出ないので部材完成後、母屋で天板を組む(10mmダボ5カ所と4隅だけビス止め後、埋木)。かなり重いので弟に手伝ってもらった。ポニークランプと荷造り用のベルトクランプで天板を組む。キャスターも取り付けた(ストッパー付きは1個だけだったがちゃんと止まった)。
家具は自作しても、そう安くは出来ない。思い通りのデザインとサイズで満足すべき、なのだが果たして気に入ってくれるかどうか。失敗や材の不良、材を落下させて傷を付けるなどリスクはいたる所にある。木工家の慎重さと力量には敬服する。以前買ったタモ集成材より少し品質は悪いような気がする。集成材にも欠陥はあるし、運搬中の傷も生じる。先駆けて曼荼羅屋で鉋を買っておいたのだが、天板接ぎの木端を削るのにも苦労した。集成材表面に鉋をかけるのは素人にとっては不可能。目違いを取る程度で、サンダー(#60→#120→#240→#400)を思いっきり掛ける。
まず、必要部材を大まかに切り出した後、基準木端のカネを出す(自作の直角鉋を使う、大きいものはリョービの手押しではとうてい無理)。その後、何回かに分けて丸ノコですべてをサイズに切った。丸ノコ刃も新調し、治具の定規も作成。すべての材の寸法を出しておく。切り口は微妙に波打つので、手押し鉋や手鉋で修正。天板は500mm幅と200mm幅の材をビスケットで接合し700mm幅を確保する。組んだ後カネを出して1330mmの長さに切断する。丸ノコで切るので、数回に分けて切り落とす。焼けや目違いは、ほとんど起こらない。サイズに切った抽斗用のファルタカに6mmのストレートビット、ルーターテーブルで底板用の溝を掘る。抽斗はどちらからも引き出せる構造。抽斗は夏場の湿気を考慮し、かなりブカに作った。上下左右は1.5mmの余裕。
ここから本体の組み立てに入る。まず、底板とサイド(抽斗の桟が入るスリットをミゾキリで切っておく)の板をビスケットで接合。棚を桟の溝にはめ込み、ビスで止めてダボ(ウォールナット丸棒)埋め。中央に縦桟をダボで接合。ここから抽斗などのサイズを割り出していく。天板はビスとダボの併用、丸棒の代わりに■のチップをあしらう。共布ならぬ余りの共材でイスも作ってみた。コの字の簡単工作、座板下にアリ溝の桟を付けてカネを保持している。座板はダボ10mmで止めた。傷のあった場所にブラックウォールナットを埋木をしてデザインを合わせている。両方とも無骨だ、1品しか作らないので、材料をあれこれは使えない。取っ手や前板は在庫を使った。仕上げは例によってWATOCO オイル(ナチュラル)、テーブル面だけ2度塗って空拭きした。ホームページにPDF図面。
この静けさはどうだ。田植えに参加した。といっても機械なので、ただ見守るだけ。回転時に荒れた田んぼをトンボでならす。生まれて初めて、苗を数本植えた。これ以上は続けられないほどの疲労感。昔の人はえらい辛抱人。現在は機械維持費に、辛抱が必要。のどかな田園風景。
だが、実情は穏やかではない。
最近の番組で、砂糖とともに米や麦などブドウ糖に変わる食品を、食べなければ痩せられるという番組を見た。事実かもしれないが、米離れを加速するのは間違いない。昼食に菓子パン、うどん、ラーメン。定番すべてだめらしい。おかずを先に食し、米は後少し食べる。これが、ダイエットの極意らしい。米や砂糖を1週間遠ざけるとダイエットが始まる。とても無理。ただ、お腹をへこますトレーニングは効果あるかも。