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たっちゃん グーッ!! 塚本 洋子 文芸社 このアイテムの詳細を見る |
「読んであげてほしくてね・・・」
そう言ってお客様から手渡された本です。
この本を書かれた“たっちゃん”のお母さんとは同級生(幼馴染?)だとかで、ご自分のポケットマネーで500冊購入されたそうです。
図書館や学校に寄付しようとしたのだけど、図書館は会議に掛けて承認を得られないと受け取れないと言われたとおっしゃっていた。
学校へは5冊単位で寄付したけど余っている分をこうやって友人知人に配っているのだそう。
やっぱり読んでいたら涙が出てくるけど、思わず「ぷっ」と噴出してしまうようなエピソードがあったりして、わりかし爽やかな読後感でした。
不幸とか困難のように思われる出来事でも、それを乗り越えよう、受け入れようとしながら葛藤する日々の中にこそ、「キラッ」とか「ピリッ」とした光や希望といった幸せを感じる事が出来るのかも