3月8日、石油販売業界の現状と課題について検討する民主党の石油流通問題懇談会が石油会館で開かれ、全石連は公正取引委員会に対し、不当廉売など独禁法違反行為への執行強化に向け5項目の要望を行ったようです。
記事によると、全石連の河本副会長・専務理事が改正独禁法施行以降のガソリン不当廉売申告状況を報告し、法改正の実効性が全くなく、廉売業者による継続的な不当廉売行為が助長されている実態を説明し、不当廉売など独禁法違反行為に対する執行強化に向けて、次の5項目を強く求めました。
1、不当廉売判断基準の見直し
2、仕入れ伝票などの証拠提出の義務化
3、累積点数制の導入
4、注意案件の公表
5、石油流通業界に関する実態調査の実施
これに対しての公正取引委員会の回答です。
1、工夫の余地がないか勉強したい
2、違反の有無に関わらず権限を行使する事は難しい
3、注意を繰り返したから違反とは法律的に困難
4、注意を悪性のあるものとして公表することは妥当とは言えない
5、取引の実態についてお話を聞きたい
┐(-。ー;)┌やっぱりね。
アクセス解析ソフト“なかのひと”によると、今日までに公正取引委員会から当ブログへのアクセスは4回ありました。
4回だけ、公取のことを書いた記事にアクセスしてきたのかな?
72回も閲覧に訪れてくれる“勉強熱心な経産省”と違い、それきりです。
このブログで公取の記事といえば「ガソリンスタンド」のカテゴリーです。
それを読めば、5の“取引の実態”はある程度分かるハズ。
いえいえ、masumiノートのガソリンスタンドカテゴリーを読んで、地場の販売店の窮地が分からないとしたら、読解力が無さ過ぎです。
まぁ要するに、「お話を聞きたい」とは言うものの、「理解したい」という、その気がないのでしょう。
出席した議員さんたちも呆れていたご様子です。
仕切り格差や差別対価、不当廉売に業転・・・
この業界は問題だらけです。
優越的地位に居る元売に、意見しようものなら「潰される」という業界。
自己防衛のため業転に手を出す販売店が増える中、尚、バカ正直に系列100%仕入れを続けている・・・
そんな真面目にやっている販売店が「ぼったくり」という誤解を受けたまま、報われずに敗退していく。
私はそれを何とかしたいと思ってブログを続けています。
全国に、特に激戦区の中で系列100%仕入れでやっている販売店は心身共に、又経済的にも疲弊しきっていると思います。
私は、そんな販売店主にも少しでも元気になってもらいたい。
世間の「ぼったくり」という誤解だけでも解ければ、少しは気分が晴れるよね。
世間に業界の事情を知ってもらえれば、
同じようにシンドイ思いをして頑張っている販売店が、もし取引先から安値店の看板を引き合いに価格交渉をされていたとしても、その担当者の方がこのブログを見て業界の事情を知ってくれたら、安値店の価格を引き合いにしての要求は下げてくれるだろう・・・・・
そうなれば良いな。そんな風に世間が変わっていってくれたら良いな。
そして、この業界の歪みが「ガソリンスタンド過疎地」「給油難民」「灯油難民」を生んでいるんだと認知されれば、消費者からの要望で是正するために政府や元売も動かざるを得ない日が来るんじゃないか・・・
そんな夢を描きながら、書いています。
妄想レディのmasumiさんに出来ることはそれくらいなので(--;
(“レディ”に突っ込まんでいいで!)
だから「ガス抜き」のつもりはありません。
妄想は現実化する可能性がアル!
このブログは自分の店の商売のためにやっているんじゃない。
だから店名は出さないし、記事の中の私の接客態度は悪い。
もちろん、業界が是正されれば、こうちゃんもmasumiさんも楽になります。
でもそれは後の方でも構わないのです(^^)v
書きかけ
※明日、議員さんの声を載せます。
今日は店頭が忙しく疲れたので、もう寝ます。