“なかのひと”を見ると、これまでに数回、三谷商事からのアクセスがあります。
モダにしてもそうですが働いている従業員には何の罪もありません。
大きな会社は社員教育はしっかりしているでしょうし、ノルマを課せられながらも一生懸命働いてこられたと思います。
今回の事で肩身の狭い思いはされませんように。
1月16日 ぜんせき
2012年05月12日の記事、ガソリンスタンドでは“初めて”の・・・ミタニのその後 に1月11日にコメントで書きましたが、公正取引委員会は不当廉売で警告を行いました。
周辺市況とは20円位差が開いていたそうです。
最低でも排除措置命令を期待していた地元福井の販売業者の反応は「処分軽い」「腰砕け」とやり場の無い怒りがこみ上げている、とあります。
そりゃあそうでしょう。
1年半あまりも続いた法外な安値で、ダメージを受けて廃業したSSもあるのですから。
排除措置命令に至らなかった理由は、「ミタニと同等の価格で販売していた事業者が相当数(ミタニを含めて全6社)いた。SS数で26ヶ所。周辺給油所の販売数量の減少など、周辺地区への影響を考えると、ミタニの影響とともに、同等の価格で販売していた業者の影響も見なければならない。そうしたことを考慮すると、ミタニの行為は他の事業者の事業活動を困難にさせる疑いにとどまることから警告という判断に至った」(※公取委の佐久間正哉上席審査専門官)
・・・
それにしても仕入れ割れしてまで安値で売る意図は何でしょう。
体力勝負で生き残った先の、独り勝ちを狙ったのでしょうか。
安値を良しとする消費者の皆さんには面白くないかも知れません。
私だって買い物をするとき同じ商品なら安い方を選びます。
だけど、全ての消費者が安い方を“選べる”のなら良いのですが、ガソリン(灯油軽油)はそうではありません。
それにガソリンや灯油は水道ガス電気と同じようにライフラインだと思います。
2012年06月08日に記事にしましたけど、同じ地域にありながら価格が違うってどうなんでしょう。
系列とPBや無印
フルとセルフ
その違い(長所短所)を明確にした上での数円の違いならまだしも、20円もの差が開くのは異常です。
とはいえ、安値に流れるのは自然の理・・・
販売数量の差が販売価格の差を拡大させるのも当然です。
それでも、メリットデメリットを明確にした上での数円の差なら、
高値で売るしかない地場の系列3者店でも、
“系列100%仕入れでも”、生き残ることがまだ可能ではないかと思うのですが・・・
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