全国ガソリンスタンドで電力販売サービス…JX(読売新聞) - goo ニュース
石油元売り最大手のJXホールディングスは、2016年に予定される電力小売りの全面自由化に合わせて、家庭向けの電力サービス供給会社を消費者が選択できる代理店の運営に乗り出す方針を固めた。
傘下のJX日鉱日石エネルギーが全国で展開する約1万1100か所のガソリンスタンドの店頭で、自社や電力会社などのサービスを取り扱う。
「石油化学」は時代遅れ?新しい業界名称考えて(読売新聞) - goo ニュース
2014年1月5日(日)21:17
「石油化学」に代わる新しい名前をつけて――。
化学メーカーなどが、石油化学業界という用語は実態とズレ始めているとして、新しい名称を公募している。
プラスチックや合成繊維、合成ゴムなどの化学製品はこれまで、大半が石油から精製されるナフサを原料に作られてきた。ただ、近年は北米で採掘が拡大しているシェールガスのほか、石炭や藻類などからも化学製品が生産されるようになっている。
一方で、ナフサをさらに精製したエチレンの国内生産量は、中国などとの競争に押され、ピークだった2007年の774万トンから、12年は615万トンまで減少している。石油化学という言葉を使い続けると、衰退産業のように見られかねないという危機感から、新しい化学産業の名前を掲げてイメージアップを狙う。
電力小売りが全面自由化されると、一般家庭は、既存の地域電力会社以外にも契約先を自由に選べるようになり、料金値下げを含めたサービス競争が加速する可能性がある。発電能力が大きい電力会社やガス会社は地域性が強く、自社の営業エリア以外に十分な販売網を持っていない。JXは全国のガソリンスタンドを販売代理店として活用すれば、自社のエリア外の家庭に電力を売りたい電力会社などと消費者の接点を作ることができると判断した。